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ファイルやフォルダーの検索に検索コンパニオンを使わない

設定項目名
ファイルやフォルダーの検索に検索コンパニオンを使わない
カテゴリ
エクスプローラー
対応プラットフォーム
Windows XP, Server 2003 (R2)
搭載バージョン
Win高速化 version 1.0

※ このページは Windows 高速化ツール Win高速化 に搭載されている設定項目の解説文になります。この設定項目を利用するには Win高速化 のインストールが必要となります。

概要

エクスプローラーでファイルやフォルダーを検索する際に検索コンパニオンを使わないようにします。エクスプローラーで検索を実行すると検索コンパニオンの代わりに Windows Me, 2000 で採用されていたシンプルな検索画面が表示されます。

詳細

Windows Me, 2000, XP などのエクスプローラーで検索を実行すると検索のエクスプローラーバーが表示されますが、Windows のバージョンによってエクスプローラーバーに表示される検索画面が次のように異なります。

Windows Me, 2000
名前やファイルサイズ、日付などの複数の検索条件を一度に指定できる検索画面が表示される (参考画像)。検索条件を指定するオプションが一画面に収まっているため、検索条件を変えながら繰り返し検索する場合に向いている。
Windows XP, Server 2003
検索機能として新たに採用された検索コンパニオンが表示される (参考画像)。検索コンパニオンではキャラクターの質問に答える形で検索条件を段階的に指定していく。検索終了後に検索結果を絞り込むオプションが提示されるほか、検索結果の並べ替えや表示方法の変更を実行できる。

検索条件を対話的に指定していく検索コンパニオンは、主にパソコンの操作に慣れていない初心者向けの検索機能といえます。一方で上級者にとっては次のような理由からやや使いにくい機能となっています。

  • 検索を実行すると、検索条件を指定する画面から切り替わってしまう
  • 指定した検索条件を変更するために、切り替わる前の画面に戻る必要がある
  • 複数の検索条件を一度に指定するには、ほかの画面に切り替える必要がある
  • キャラクターのアニメーションなどの冗長な処理が行われる

この設定を有効にすると、検索コンパニオンの代わりに Windows Me, 2000 で採用されていたシンプルで軽快な検索機能が使われるようになります。

スクリーンショット

参考までに、設定変更前と後の検索のエクスプローラーバーは次のようになります。検索コンパニオンが Windows Me, 2000 で採用されていた検索画面に切り替わります。

設定変更前

検索コンパニオン

設定変更後

Windows Me, 2000 で採用されていた検索画面

上級者向けの検索の動作

この設定を有効にすると、検索コンパニオンが Windows Me, 2000 で採用されていた検索画面へと切り替わります。一方で検索コンパニオンの設定をいくつか変更すると、検索コンパニオンを Windows Me, 2000 の検索機能の動作に近づけることができます。検索コンパニオンを上級者向けの検索の動作に変更すると、次のような Windows Me, 2000 の検索機能に似た画面が表示されます。

検索コンパニオン - 上級者向けの検索の動作

検索コンパニオンを上級者向けの検索の動作にするには、検索コンパニオンの [設定を変更する] から次の設定を行います。

  • [アニメーション キャラクタを表示しない] を選択
  • [ファイルとフォルダの検索の動作を変更する] で [上級者向け] を選択して [OK] ボタンを押す
  • [バルーン ヒントを表示しない] を選択

Internet Explorer と検索コンパニオン

Internet Explorer 6 にはエクスプローラーと同様に検索コンパニオンが組み込まれています。Internet Explorer 6 で検索のエクスプローラーバーを表示すると次のようになります。

Internet Explorer 6 - 検索のエクスプローラーバー

上の画面で [ファイルやフォルダー] を選択すると次のようになり、Internet Explorer 6 内に検索コンパニオンが表示されます。

Internet Explorer 6 - 検索コンパニオン

この設定を有効にすると Internet Explorer 6 の検索コンパニオンも Windows Me, 2000 で採用されていた検索画面に切り替わります。なお Internet Explorer 7 および Internet Explorer 8 では検索のエクスプローラーバー (検索コンパニオン) はアドレスバーの隣にあるクイック検索ボックスに置き換わっています。

参考リンク

Windows の各バージョンにおける検索

エクスプローラーの検索機能は Windows の新バージョンがリリースされるたびに機能が強化されてきました。主要な Windows でドキュメント (マイドキュメント) を検索しようとした場合の画面は次のようになります。

Windows 98, 98 SE

エクスプローラーとは独立したウィンドウとして検索ダイアログが表示されます。

検索 - ファイルやフォルダ (Windows 98 SE)

Windows Me, 2000

エクスプローラーに統合された検索のエクスプローラーバーが表示されます。

検索のエクスプローラーバー (Windows 2000)

Windows XP, Server 2003

エクスプローラーに統合された検索のエクスプローラーバーが表示されます。デフォルトでは検索のエクスプローラーバーには検索コンパニオンが表示されます。

検索コンパニオン (Windows XP)

この設定を有効にすると検索コンパニオンが Windows Me, 2000 で採用されていた検索画面に切り替わります。

Windows Me, 2000 で採用されていた検索画面 (Windows XP)

Windows Vista, Server 2008

エクスプローラーの右上に常にクイック検索ボックスが表示されます。

クイック検索ボックス (Windows Vista)

より詳細な検索を実行しようとすると次のような画面が開かれます。

検索結果 (Windows Vista)

参考リンク

Windows 7

エクスプローラーの右上に常にクイック検索ボックスが表示されます。より詳細な検索条件を指定するには検索フィルターを追加します。

クイック検索ボックス (Windows 7)

参考リンク

参考リンク

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