• ファイルやフォルダーの並べ替えで名前を数値として比較しない

    設定項目名
    ファイルやフォルダーの並べ替えで名前を数値として比較しない
    カテゴリ
    エクスプローラー
    対応プラットフォーム
    Windows XP, Vista, 7, Server 2003 (R2), Server 2008, Server 2008 R2
    搭載バージョン
    Win高速化 version 1.0

    ※ このページは Windows 高速化ツール Win高速化 に搭載されている設定項目の解説文になります。この設定項目を利用するには Win高速化 のインストールが必要となります。

    概要

    名前に数字が含まれるファイルフォルダーの並べ替えで、数字部分を数値ではなく文字として比較した順序に並べ替えます。ファイルやフォルダーの一覧が XP より前の Windows (98, Me, 2000 など) で使用される並べ替え順序で表示されます。

    詳細

    Windows のエクスプローラーではファイルフォルダーの一覧を名前順で並べ替えて表示することができます。このとき名前に数字が含まれるファイルやフォルダーに対しては Windows のバージョンによって使用される並べ替え順序が次のように異なります。

    XP より前の Windows (98, Me, 2000 など) の場合
    ファイル名やフォルダー名に含まれる数字は文字として文字コード順に並べ替えられる。名前は文字列の前方から 1 文字ずつ比較される。
    XP 以降の Windows (XP, Vista, 7 など) の場合
    ファイル名やフォルダー名に含まれる数字は数値とみなされ、その数値の順に並べ替えられる。異なる名前で数値的に等しい場合は文字として比較される。

    上記のどちらの並べ替え順序が好ましいかは、どのような命名規則でファイル名やフォルダー名を付けているかによります。たとえば「1 から始まる連番」のような規則や名前の一括変更で生成される名前は XP 以降の Windows で、「異なる表示桁数の混在」のような規則で生成される名前は XP より前の Windows で使用される並べ替え順序での表示が適しています。

    この設定を有効にすると、ファイル名やフォルダー名に含まれる数字が数値ではなく文字としてみなされるようになります。そのためエクスプローラーでファイルやフォルダーの一覧を名前順で並べ替えると、名前を文字として比較した順序に並べ替えられます。XP より前の Windows で使用される並べ替え順序で表示されるようになるため、XP より前の Windows で作成したファイルやフォルダーが多数存在する場合などに効果的です。

    スクリーンショット

    参考までに、設定変更前と後で使用される並べ替え順序の違いを示します。名前に数字が含まれるファイルの一覧を名前の昇順に並べ替えた場合のエクスプローラーは次のようになります。

    1 から始まる連番

    設定変更前

    数値順に並べ替えられた 1 から始まる連番

    ファイル名に含まれる数字を数値とみなすと数値的に「1 < 2 < … < 11」という関係になるため Image1, Image2, … Image11 の順に表示されます。

    設定変更後

    文字順に並べ替えられた 1 から始まる連番

    ファイル名に含まれる数字を文字として前方から 1 文字ずつ比較すると 1, 10, 11 は 1 文字目が 1 のため Image1, Image10, Image11 はほかのファイルより前に表示されます。また Image10, Image11 は数字部分の 2 文字目の順に表示され、Image1 は数字部分の 2 文字目がないため Image10, Image11 より前に表示されます。

    異なる表示桁数の混在

    設定変更前

    数値順に並べ替えられた 異なる表示桁数の混在

    ファイル名に含まれる数字を数値とみなすと数値的に「001 = 01 = 1 < 002 = 02 = 2 < 003 = 03 = 3」という関係になるため、数字部分が数値的に「1, 2, 3」となる順に表示されます。また数値的に等しいファイルを文字として前方から 1 文字ずつ比較すると、数字部分が 1 桁のファイルは 1 文字目が 1 以降、2 桁のファイルは 1 文字目が 0 で 2 文字目が 1 以降、3 桁のファイルは 1 文字目と 2 文字目が 0となるため、数字部分が「3 桁、2 桁、1 桁」のファイルの順に表示されます。

    設定変更後

    文字順に並べ替えられた 異なる表示桁数の混在

    ファイル名に含まれる数字を文字として前方から 1 文字ずつ比較すると、数字部分が 1 桁のファイルは 1 文字目が 1 以降、2 桁のファイルは 1 文字目が 0 で 2 文字目が 1 以降、3 桁のファイルは 1 文字目と 2 文字目が 0となるため、数字部分が「3 桁、2 桁、1 桁」のファイルの順に表示されます。また桁数の同じファイルは、数字部分が 1 桁のファイルは 1 文字目、2 桁のファイルは 2 文字目、3 桁のファイルは 3 文字目の順に表示されます。

    名前の一括変更

    XP 以降の Windows (XP, Vista, 7 など) では、複数のファイルやフォルダーを選択した状態で名前を変更すると、複数のファイルやフォルダーの名前を一度に変更することができます。名前変更後のファイルやフォルダーには新しい名前の後に異なる通し番号が自動的に付加されます。たとえば新しい名前に Image と入力すると、最初のファイルは Image という名前に、残りの選択ファイルはすべて Image (n) という名前になります。n は一意の数字を表し Windows XP, Server 2003 では 1 から、Vista 以降の Windows (Vista, 7 など) では 2 から始まります。

    複数のファイルやフォルダーの名前を一括して変更すると、新しい名前の後に付けられる通し番号は 2, 3, … 10, 11, … という規則で続きます。そのため名前変更後のファイルやフォルダーの一覧は、通し番号が数値の順に並べ替えられる XP 以降の Windows で使用される並べ替え順序での表示が適しています。

    参考リンク

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