var _gaq = _gaq || []; _gaq.push([\'_setAccount\', \'UA-13211647-1\']); _gaq.push([\'_trackPageview\']); (function() { var ga = document.createElement(\'script\'); ga.type = \'text/javascript\'; ga.async = true; ga.src = (\'https:\' == document.location.protocol ? \'https://ssl\' : \'http://www\') + \'.google-analytics.com/ga.js\'; var s = document.getElementsByTagName(\'script\')[0]; s.parentNode.insertBefore(ga, s); })();

ユーザーアカウント制御 (UAC) を無効にする

設定項目名
ユーザーアカウント制御 (UAC) を無効にする
カテゴリ
システム
対応プラットフォーム
Windows Vista, 7, Server 2008, Server 2008 R2
搭載バージョン
Win高速化 version 1.0

※ このページは Windows 高速化ツール Win高速化 に搭載されている設定項目の解説文になります。この設定項目を利用するには Win高速化 のインストールが必要となります。

概要

Windows Vista から導入されたユーザーアカウント制御 (UAC) を無効にします。管理者 (Administrator) 権限が要求される操作を行う際に警告 (昇格のプロンプト) が表示されなくなります。

※ UAC を無効にすると悪意のあるソフトウェア (マルウェア) のインストールなどシステムに重大な影響を与える変更が警告なしに実行できる状態となります。セキュリティ上のリスクも十分に考慮した上で設定を変更するようにしてください。

詳細

Windows Vista ではセキュリティ強化を目的としてユーザーアカウント制御 (UAC) という機能が新たに導入されました。UAC は Vista 以降の Windows (Vista, 7 など) に搭載されています。

Windows ではシステムに重大な影響を与える操作には管理者 (Administrator) 権限が必要となります。UAC ではこのような操作が実行される前に管理者の許可を求める警告を表示して管理者への昇格を要求します。これにより管理者が関知しない、かつ許可しないシステムの変更が防止されコンピューターの保護に役立ちます。

UAC では管理者権限を持たない一般のユーザーであっても管理者パスワードを入力することで管理者に昇格することができます。そのためコンピューター全体のセキュリティ強化に加えて一般ユーザーの利便性も実現されています。一方で管理者権限が必要な操作を行うたびに警告を表示するという仕組みは、管理者の操作性を若干ですが犠牲にしているといえます。

一般的にセキュリティ強化のためにある程度利便性が損なわれることは避けられません。ですが従来の Windows の操作性に慣れ親しんでいた上級者の一部は UAC を解除して従来の操作性に戻したいと思われるかもしれません。この設定を有効にすると、UAC が無効となり管理者権限が要求される操作を行う際に表示されていた警告をなくすことができます。

※ Microsoft では UAC が無効な状態はセキュリティ上危険な状態と位置づけています。そのため通常は UAC を有効にして標準ユーザーアカウントを使用するよう推奨しています。

2 種類のユーザーアカウント

Vista 以降の Windows (Vista, 7 など) では次の 2 種類のユーザーアカウントが定義されています。

管理者 (Administrator) アカウント
システム管理者。システムに重大な影響を及ぼす操作を行う権限を持つ。
管理者であっても通常は標準ユーザー権限で実行される。システムに重大な影響をもたらす操作には、開始前に表示される警告ダイアログ操作の続行を許可 (承認) する必要がある。そのため Windows の設定を不用意に変更したり、悪意のあるソフトウェア (マルウェア) が勝手にインストールされたりするトラブルを未然に防ぐことができる。
以前の Windows ではすべての操作が管理者権限で実行されるため、管理者が把握していない変更がシステムに加えられる危険性があった。
標準ユーザーアカウント
通常のユーザー。システムに重大な影響をもたらす操作には管理者の許可 (承認) が必要となる。
標準ユーザーであっても管理者のユーザー名とパスワードを入力することで管理者に昇格することができる。これにより普段は標準ユーザーで操作し、必要に応じて管理者に昇格してシステムを管理するといった運用が可能となる。
以前の Windows では標準ユーザーから管理者に昇格する手段がないため、管理者権限が要求される操作はアクセス許可がないなどの理由で実行不可 (エラー) となっていた。

昇格のプロンプト

ユーザーアカウント制御 (UAC) では主に次のような操作を行う前に昇格のプロンプトと呼ばれる警告ダイアログが表示されます。

  • ソフトウェア (プログラム) のインストール
  • ハードウェアやデバイスの追加 (ドライバのインストール)
  • コンピューターの動作に影響を及ぼすような設定
  • ほかのユーザーアカウントに影響を与えるような設定

上記の操作はいずれもシステムに重大な影響を与えるもので、誤って実行されるとシステムの破壊やセキュリティ上のリスクにつながる可能性があります。

※ 重大な影響を与える操作の前に管理者に昇格するという UAC の仕組みは、UNIX 系 OS で root 権限を持ったスーパーユーザーに昇格する仕組みに似ています。

昇格のプロンプト (管理者)

昇格のプロンプト (管理者)

昇格のプロンプト (標準ユーザー)

昇格のプロンプト (標準ユーザー)

参考リンク

Windows 7
Windows Vista
Windows Vista ヘルプ & 使い方
マイクロソフト サポート オンライン

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。