ヘルプ:デフォルト Web メーラーのよくある質問 (FAQ)
質問一覧
- デフォルト Web メーラー とは?
- Web メールをスタートメニューに固定表示するには
- デフォルト Web メーラー 起動時にエラーが発生する
- 設定した Web メールや Web ブラウザーが有効にならない
- Firefox で設定した Web メールが有効にならない
- Opera で設定した Web メールが有効にならない
- Google Chrome で設定した Web メールが有効にならない
- Internet Explorer でメールリンクをクリックすると警告が表示される
- Safari で Web メールをウィンドウではなくタブに表示するには
- Gmail が毎回「一時的なエラー (404)」となる
- FastMail で毎回ログインが要求される
デフォルト Web メーラー とは?
デフォルト Web メーラー は Gmail や Hotmail, Yahoo!メールなど 20 種類以上の Web メールを「既定の電子メール プログラム」に設定することができるユーティリティツールです。
※ 「既定の電子メール プログラム」は標準メーラーやデフォルトメーラーなどとも呼ばれます。
Windows のデフォルトの設定では、メールアドレスをクリックすると Outlook Express や Windows メールなど、パソコンにインストールされているメールクライアントが自動的に起動します。また Windows 7 ではメールクライアントがインストールされていないため、次のようなメッセージダイアログが表示されます。
デフォルト Web メーラー で Web メールを「既定の電子メール プログラム」に設定すると、メールアドレスをクリックした際に任意の Web ブラウザーで Web メールの新規作成画面 (ページ) が表示されるようになります。パソコンにインストールされているメールクライアントの代わりに普段から Web メールを利用しているような場合に効果的です。
※ デフォルト Web メーラー がサポートする Web メールの一覧については対応 Web メールサービス一覧を参照ください。
デフォルト Web メーラー 起動時にエラーが発生する
デフォルト Web メーラー の動作に必要な .NET Framework 2.0 以降がインストールされていない場合、デフォルト Web メーラー を起動しようとすると次のようなエラーメッセージが表示され起動に失敗します。
- アプリケーション エラー (Windows XP)
- DLL が見つかりません (Windows 2000)
- プログラム開始エラー (Windows 98 (SE), Me)
- .NET Framework Initialization Error (.NET Framework 1.0/1.1)
- .NET Framework の初期化エラー (.NET Framework 1.1 & 日本語言語パック)
ご利用の環境に合った .NET Framework のバージョンを、Windows にインストールすることで問題が解決されます。
- Windows 98 (SE), Me
- .NET Framework 2.0 をインストール
- Windows 2000
- .NET Framework 2.0 Service Pack 2 をインストール
- Windows XP (Server 2003 R2)
- .NET Framework 3.5 Service Pack 1 をインストール
- Windows Vista (Server 2008), 7 (Server 2008 R2)
- .NET Framework は標準でインストール済み
設定した Web メールや Web ブラウザーが有効にならない
デフォルト Web メーラー は Windows のメールリンク (mailto プロトコル) の関連付けを変更することで、Web メールを「既定の電子メール プログラム」として設定しています。
そのため次のような場合はデフォルト Web メーラーの設定は有効になりません。
- mailto プロトコルの関連付けを参照していない (メール送信機能やメール添付機能など)
- アプリケーション側で mailto プロトコルの関連付けを上書きしている (Firefox や Opera, ブラウザー拡張など)
- アプリケーションから起動される Web メールや Web ブラウザーが固定されている
- Google 製のアプリケーションでは、メール機能が Gmail に固定されている場合がある
- Microsoft 製のアプリケーションでは、ブラウザーが Internet Explorer に固定されている場合がある
Firefox で設定した Web メールが有効にならない
Firefox の設定を変更して mailto プロトコルの関連付けを参照するようにします。
- [Firefox] ボタン (or [ツール] メニュー) – [オプション] をクリック
- [プログラム] タブ – [mailto] – [Default WebMailer を使用 (標準設定)] を選択
- [OK] ボタンをクリック
※ mailto リンクの処理を上書きする Firefox アドオン (Mailfrom など) がインストールされている場合は、無効化するか削除する必要があります。
- Firefox から開くメールプログラムを変更する | 操作方法 | Firefox ヘルプ
- 窓の杜 – 【REVIEW】“mailto:”リンクからGmailのメール作成ページを開くFirefox拡張「Mailfrom」
- Mailfrom :: Add-ons for Firefox
Opera で設定した Web メールが有効にならない
Opera の設定を変更して mailto プロトコルの関連付けを参照するようにします。
- [Opera] メニュー – [設定] – [設定] をクリック
- [詳細設定] タブ – [プログラム] – “mailto” プロトコルを選択して [編集] ボタンをクリック
- [標準のアプリケーションで開く] をチェックして [OK] ボタンをクリック
※ メールリンククリック時に次のようなダイアログが表示された場合は [システムのデフォルトを使用] をチェックして [OK] ボタンをクリックします。
Google Chrome で設定した Web メールが有効にならない
mailto リンクの処理を上書きする Google Chrome の拡張機能 (Mailto: など) がインストールされている場合は、無効にするか削除する必要があります。
- 「mailto」の検索結果 – Chrome ウェブストア
- メールリンクをGmailなどのウェブメールで起動してくれるChrome拡張機能「Mailto:」 : ライフハッカー[日本版]
- Mailto: – Chrome ウェブストア
- プロトコル ハンドラを使用する – Google Chrome ヘルプ
Internet Explorer でメールリンクをクリックすると警告が表示される
Windows Vista 以降でユーザーアカウント制御 (UAC) が有効な場合、Internet Explorer でメールリンクをクリックすると次のような警告ダイアログが表示されます。
これは Internet Explorer から外部のアプリケーション (デフォルト Web メーラー) が実行されるためです。[今後、このプログラムに関する警告を表示しない] をチェックして [許可する] ボタンをクリックしてください。
Safari で Web メールをウィンドウではなくタブに表示するには
Safari でメールリンクをクリックすると、デフォルトでは Web メールは新規ウィンドウに表示されます。新規ウィンドウではなく新規タブに表示されるようにするには、Safari の設定を次のように変更します。
- Safari の設定ボタン (右上にある歯車アイコン) – [設定] をクリック
- [タブ] タブ – [ウインドウの代わりにタブでページを開く] で [自動] を選択
Gmail が毎回「一時的なエラー (404)」となる
デフォルト Web メーラーで選択した Web メールが [Gmail (Google メール)] で、かつ Gmail の表示モードが標準 HTML 形式ではなく簡易 HTML 形式の場合、メールリンクをクリックすると次のようなエラーページが表示されます。
デフォルト Web メーラーで [Gmail (Google メール, 簡易 HTML 形式)] を選択するか、Gmail の表示モードを標準 HTML 形式に切り替える必要があります。
FastMail で毎回ログインが要求される
FastMail ログイン時に [Regular] がチェックされていると、FastMail にアクセスするたびにログインが必要となります。FastMail アクセス時に自動ログインされるようにするには [Long term (auto login)] をチェックします。