第12章 修正点のチェックイン

目次

warld != world
ログメッセージについてのいくつかのアドバイス
編集/ログ更新のサイクル
ああ、なんてこと — いったい何をしてしまったんだ?
アーカイブへの変更点の保存
どのように動作するか — 新しいリビジョンのコミット

いままで、もし例に沿って読んできたのなら、新しいアーカイブが作成されている はずで、そのアーカイブ中にはhello-world プロジェクトがあり アーカイブ中にはhello-world の最初のバージョンがインポート されているはずです。

リビジョン管理システムを使ってプログラムを作る上で、一番普通に実行される のは、ひとまとまりの変更点の"コミット"です。この章では、それが動作する 一番基本的な方法について見ていきます。

warld != world

hello-world のソースコードを見れば、スペルミスと、改行バグがあるのが わかるはずです:

        % cat hw.c

        #include <stdio.h>

        void
        hello_world (void)
        {
          (void)printf ("hello warld");
        }

        
        /*tag: hello_world module of the hello-world project
         */

明らかにhello warld ではなく、hello worldと出力したい わけですし、多分メッセージの最後では改行を出力するのが普通でしょう。それでこれらのバグを 修正しましょう。