目次
この補遺では GNU arch で利用されるさまざまな名前で利用できる 文字についての詳細と、ファイル形式についての詳細を説明する。
GNU arch ではいろいろな名前が利用される。それぞれの名前には 名前規約を持つものが多い。名前規約は主に正規表現で定義されるが、そ れだけとは限らない。以下ではそれぞれの名前の定義と、その名前規約に ついてひとつづつ説明する。
User ID は、tla my-id コマンドで設定される tla 利用者を区 別するための識別子である。User ID はさらにその部分文字列として UIDを含む。これは直観的に言うと E-mail アドレスのような形の文字 列を許す。
User ID の厳密な定義は正規表現で[ほぼ]以下のものである
^[a-zA-Z0-9 \t]*<[-+_.a-zA-Z0-9]+@[-_.a-zA-Z0-9]+>$
UID の厳密な定義は正規表現で[ほぼ]以下のものである
^[-+_.a-zA-Z0-9]+@[-_.a-zA-Z0-9]+$
アーカイブ名は[ほぼ]以下の正規表現で表されるものである
xxx@yyy.zzz or xxx@yyy.zzz--www
ただし xxx などは、^[-a-zA-Z0-9]+$ かつ、'-' 文字が連続し ないような文字列