リポジトリへのアクセス

TortoiseSVN (や、その他の Subversion クライアント) を使用する場合、リポジトリを配置する場所が必要です。リポジトリをローカルに配置して、file:// プロトコルでアクセスしたり、サーバ上に配置して http://svn:// プロトコルでアクセスしたりすることもできます。2 つのサーバプロトコルともに暗号化することもできます。https://svn+ssh:// を使うか、SASL とともに svn:// を使用することもできます。

Google Code のような公開ホスティングサービスを使用している場合や、誰かがすでにサーバをセットアップしている場合、何もする必要はありません。4章日常操作ガイド に進んでください。

サーバを持っておらず、一人で作業している場合や、Subversion や TortoiseSVN を隔離環境で評価中の場合、ローカルリポジトリを作成するのが最適かもしれません。3章リポジトリ のはじめで説明しているように、自分の PC にリポジトリを作成してください。この章の残りをスキップし、使い始める方法を探しに 4章日常操作ガイド へ直接行ってもかまいません。

ネットワーク共有上に、マルチユーザリポジトリをセットアップしようと考えているなら、考え直してください。なぜそれがまずいアイディアだと考えているかは、「ネットワーク共有にあるリポジトリへのアクセス」 をお読みください。サーバのセットアップは印象ほど難しくありませんし、信頼性の向上と、もしかしたら高速化をもたらすことでしょう。

以下の節は、そのようなサーバを Windows マシンにセットアップする方法の段階的ガイドです。もちろん、Linux マシンにもサーバをセットアップできますが、このガイドでは扱いません。Subversion サーバのオプションのより詳細な情報や、あなたにピッタリなアーキテクチャの選択する方法は、Subversion book の Server Configuration にあります。