ファイルを開く

コマンドラインスイッチを指定せずに TortoiseMerge を起動すると、ファイル開く を使用して、自分でファイルを開かなければなりません。

図3.6 開くダイアログ

開くダイアログ

まず始めにあなたがすることは、ファイルの比較・マージをしたいのか、パッチを適用したいのかを決めることです。その選択により、該当するエディットボックスやブラウズボタンが有効になります。

表示・マージ

ファイルの比較・マージを行う際には、Base, Mine, Theirs の 3 つのうち、少なくとも 2 つパスを設定しなければなりません。2 つだけファイルを指定すると、TortoiseMerge は、その 2 つのファイルの差分を 2 ペインか 1 ペインのどちらかで表示します。

3 ファイルを比較・マージする場合、TortoiseMerge は 3 ペインビューで差分を表示します。このビューはファイルの競合を解消する必要があるときにも便利です。この場合、出力ファイルには名前が付かず、結果の保存に File名前を付けて保存... を使う必要があります。

パッチを適用

パッチファイルを適用する場合、パッチファイルそのもののパスと、パッチファイルを適用するフォルダのパスの両方を、設定しなければなりません。

注意

現在、Unified Diff Format しかサポートしていません。さらに、Subversion の作業コピーで作成されたファイルのみです。CVS で作成されたパッチファイルのような他の形式は、現在サポートしていません!