名前

tla set-tree-version — デフォルトツリーバージョンの設定

用法

tla set-tree-version [options] [archive]/version

説明

DIR または現在のディレクトリにあるプロジェクトツリーの デフォルトバージョンを設定します。デフォルトバージョンは import、commit、などでで特にバージョンを指定しなかった場合に 利用されるものですが、ここで言うバージョンは CVS で言うリポ ジトリ名に対応するものです。tla tree-version も参照してくだ さい。

バージョンを指定する際のアーカイブは通常のコマンドライ ン引数の形で ARCHIVE/VERSION のように指定することもできます し、-A、-R オプションで指定することもできます。tla my-default-archiveのオプションを見てください。

単純な開発ラインの場合、このコマンドを使ってデフォルト バージョンを変更することはほとんどありません。デフォルトバー ジョンはプロジェクトツリー作成時点で一度だけ設定することがほ とんどですが、この一度だけの設定には tla init-tree コマンド の引数として与えることもできるからです。このコマンドは複数の バージョンを同時に内包するような複雑な開発ラインを作る場合に のみ利用されます。

別名

なし

変更: [-W--]

スイッチ

-A, --archive  Override `my-default-archive'
-d, --dir DIR  cd to DIR first

プロジェクトのデフォルトバージョンを変更してから tla tree-version コマンドで確認しています。

$ tla tree-version
octopus@bluegate.org--2004/hello--proj--1.0
$ tla set-tree-version bar@bluegate.org--2004/another--proj--1.0
$ tla tree-version
bar@bluegate.org--2004/another--proj--1.0
$

CVS対応コマンド

なし