読み込み専用のアーカイブのミラー

互換性についての注意: この節で記述されるしくみは、今後のリリースでは変更されるかも知れません。ミラーは もっときれいな形でサポートされるでしょう。しかし、このしくみは、作業する上で 「十分うまく」動作しているので、現在のところ広く利用されています。

arch のよくある使い方は、ローカル(つまり、ネットワークアクセスできない )アーカイブで、普通の作業をし、"アーカイブミラー"を作ることによってネットワーク上に そのアーカイブを"公開"することです。

ミラーは以下のようにして作ります:

1) 初期状態として空のネットワークアクセス可能なアーカイブを作ります。 2) リモートアーカイブのルートの、=meta-dataディレクトリに、=mirror と呼ばれるファイルを保管します。このファイルは、一行のみを含んでいるべきです: それは、ミラーされるアーカイブの名前です。 3)larch push-mirror コマンドを使って、 ローカルアーカイブのデータをミラーにコピーします:
    % larch push-mirror lord@emf.net--2003 lord@emf.net--2003-mirror
    [....]

利用に関する注意: ユーザは push-mirror コマンドを手で実行してはいけません。 そのかわり、以前コピーしたアーカイブの部分についての記録をとることによってpush-mirror を最適化するnotifierと呼ばれるものを作ります。 notifier については、後の章でより詳しく学びます ( 第29章参照)。

利用についての注意: ネットワーク越しにアクセス可能なミラーについて他の人に公開する場合、 あなたのlocalなアーカイブの名前でそのミラー を登録するように言ってください。リモートユーザに関する限り、そのミラーは あなたのローカルアーカイブと同じものです。