ファイルにタグづけする他の方法

ある状況では、全てのファイルに明示的なタグをつけたり、暗黙的なタグをつけたりする のが不便なことがあります。

あるディレクトリ中のファイルに明示的なタグをつけないような場合に、 "デフォルトのタグ"を設定することができます。以下のようなコマンドを使います:

        % larch explicit-default TAG-PREFIX

この後では、そのディレクトリ中のファイルで明示的なタグがついていないものにも タグが割り当てられます:

        TAG-PREFIX__BASENAME

ここで BASENAME はファイルのベース名です。 この方法で作られたデフォルトタグは、ファイルに埋め込まれた暗黙的なタグに 優先します。あるディレクトリのデフォルトタグを確認するには:

        % larch explicit-default
        TAG-PREFIX

そしてそのデフォルトを削除るすには:

        % larch explicit-default --delete

また、暗黙的なタグよりも低い優先順位を持ったデフォルトタグを指定する こともできます:

        % larch explicit-default --weak TAG-PREFIX

そしてそのデフォルト値を表示するには:

        % larch explicit-default --weak

あるいは削除する場合は:

        % larch explicit-default --weak --delete