3 用語
この章は規範的である。
- バインディング(binding)
(第8章)
- XFormsモデルにおけるモデルアイテムと、XFormsユーザーインターフェースにおけるフォームコントロールあるいはその他のプレゼンテーションとの繋がり。モデルアイテムと、それのインスタンスデータアイテムとしての表現との繋がりを表すこともある。
- バインディング式(binding expression)
(第8章)
- フォームコントロールをXFormsの他の部分と繋げるために、バインディングで用いられるアドレッシング式。
- ファセット(facet)
(第4章)
- 値空間(value space)の1つの選択肢(aspect)の定義。一般的にいえば、各ファセットは、値空間を独立した軸または次元でキャラクタライズする。
- フォームコントロール(form control)
(第7章)
- ユーザーインタラクションの一点として作用するユーザーインターフェースコントロールあるいは"ウィジェット"。XFormsユーザーインターフェースは、様々なフォームコントロールを定義する。
- インスタンスデータ(instance data)
(第5章)
- 全モデルアイテムの値の表現。XMLとして表現されたときは、インスタンスデータはXML DOMを介してアクセスできる。
- インスタンスデータアイテム(instance data item)
(第5章)
- モデルアイテムの定義によって制約され、通常は1つ以上のフォームコントロールを通じてユーザーに提示される、単一のデータ片の表現。
- レキシカルスペース(lexical space)
(第4章)
- レキシカルスペースとは、あるデータタイプについて有効なリテラルの集合である。
- モデルアイテム(model item)
(第5章)
- タイプと場合によってはコレクションされた単一のデータ片に対するその他の制約を定義する、XFormsモデル中のデータコレクションの抽象単位。
- 値空間(value space)
(第4章)
- そのデータタイプの一連の値。あるデータタイプの値空間における値は全て、そのレキシカルスペースにおける1つ以上のリテラルで表される。
- XFormsモデル(XForms Model)
(第5章)
- XFormsで指定されるXMLフォームの目に見えない定義。XFormsモデルは、存在するモデルアイテム、データを表すインスタンスデータの構造、制約およびその他のXFormsのランタイム機能を定義する。
- XForms処理系(XForms Processor)
(第10章)
- XForms仕様を実装するソフトウェアアプリケーションまたはプログラム。
- XForms送信プロトコル(XForms Submit Protocol)
(第10章)
- 送信(submit)、サスペンド、レジューム命令など、インスタンスデータがある場所から他の場所へ転送される手段。
- XFormsユーザーインターフェース(XForms User Interface)
(第7章)
- XHTMLフォームに比べてより高品質なユーザーの技術を実現するために設計された、一連のグラフィカルフォームコントロール。