このドキュメントは以下で説明するW3C文書の翻訳です。
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仕様の原文 / 著作権表記
Translation Copyright © 2001/01/28 Ginga

13 November, 2000

1. ドキュメントオブジェクトモデル ビュー

編集者
Arnaud Le Hors, IBM
Laurence Cable, Sun Microsystems

目次

1.1. イントロダクション

ドキュメントはそれに関連付けられた1つ以上の「ビュー」をもってもよい。 たとえば、CSSスタイルシートを適用された後のドキュメントの計算されたビューや、あるクライアント中の同じドキュメントにおける複数の表示(たとえばHTMLのフレーム)などである。 つまり、ビューとは、1つのドキュメントにおける、いくつかの代替表現あるいは表示であり、かつそれに関連付けられているものである。

ビューはそれが生成されたときのドキュメントの状態を反映する静的なものであっても良く、生成されたビューの後でターゲットドキュメントに発生した変化を反映する動的なものであっても良い。 このレベルのDOM仕様では、そのような振る舞いについては、何も言及しない。

このセクションでは、このようなビュー全てが派生すべき基底インターフェースを提供するAbstractView インターフェースを定義する。 これはAbstractViewのターゲットドキュメントを参照するようなアトリビュートを定義する。 ここで定義されたAbstractView のセマンティクスのみが、ビューとそのターゲットドキュメントとの関係を生成する。

DOM レベル 2では、AbstractView の定義されたサブインターフェースは存在しない。

しかしながら、AbstractView は、このレベルでは2つの場所で定義され使用されている:

このセクションに見られるインターフェースは必須ではない。 DOMアプリケーションはDOMImplementationインターフェースの hasFeature(feature, version) メソッドを、パラメータ"Views"と"2.0"を(それぞれ)用いて、このモジュールがその実装によってサポートされているかどうかを決定しても良い。 このモジュールを完全にサポートするためには、実装は ドキュメントオブジェクトモデル レベル 2 コア 仕様 [DOM Level 2 Core]で定義されている "Core" featureもサポートしなければならない。 さらなる情報は DOM レベル 2 コア 仕様の適合性に関する情報を参照して頂きたい。

1.2. インターフェース

インターフェース AbstractView ( DOM レベル 2で導入)

全てのビューがここから派生すべきインターフェース。


IDL 定義
// DOM レベル 2で導入:
interface AbstractView {
  readonly attribute DocumentView     document;
};

アトリビュート
document DocumentView型, readonly
これをAbstractViewとする、もとのDocumentView
インターフェース DocumentView ( DOM レベル 2で導入)

DocumentView インターフェースはDOM ビューをサポートするDOMインプリメンテーションにおけるDocument オブジェクトによって実装される。 これはドキュメントのデフォルトビューを扱うアトリビュートを提供する。


IDL 定義
// DOM レベル 2で導入:
interface DocumentView {
  readonly attribute AbstractView     defaultView;
};

アトリビュート
defaultView AbstractView型, readonly
このDocumentのデフォルトのAbstractViewか、もし利用できるものがなければnull

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