- IE:ブラウザの検索バーから、Googleの日本語検索を行うと、文字化けするようになりました
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2004年4月22日以降、Googleの検索サービスを利用するホームページやブラウザなどのソフトウェアで、日本語による検索を行うと、検索結果が文字化けするという不具合が発生しています。不具合発生日に、Googleで「辞書・路線・株価・会社情報・荷物」検索が提供開始していることから、新サービス開始に伴う、Google側による検索方法の仕様変更が原因と推測されています。
この不具合を解決する方法として、主に、以下の2つが挙げられます。
- ソフトウェアが、Unicode(UTF-8)でのエンコードに対応している場合は、ソフトウェアの設定を変更し、Unicode(UTF-8)でエンコードするように設定する
- ソフトウェアが、Unicode(UTF-8)でのエンコードに対応していない場合は、Googleのページに渡す文字列を編集し、Shift-JISでエンコードしていることを明示する
文字列の編集例:http://www.google.com/search?num=50&hl=ja&lr=lang_ja&ie=SJIS&oe=SJIS&q=
※ 各オプションの値を「=」で指定し、各オプション間を「&」でつなげる。主なオプションの意味は、次のとおりです。
- num
- 1ページあたりの検索結果表示件数
- ie
- 入力コード
- oe
- 出力コード
- q
- クエリの内容
- lr
- 検索対象となるページの言語、「lang_ja」で日本語のページが指定される
- hl
- 検索結果を表示する言語、「ja」で日本語が指定される
- filter
- 同一ホストの検索結果を省略するか、「0」で省略しない
- safe
- 暴力コンテンツを削除するか、「on」で削除する
主なブラウザの、解決方法を以下に示します。
ちなみに、Operaは標準のエンコードがUnicode(UTF-8)であるため、対応は不要です。
● Donut系
- インストールフォルダの「Search.ini」ファイルを開く
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[Google 日本語のページ]セクション→[FrontURL]キーの値を、次のように変更する
FrontURL=http://www.google.com/search?num=50&lr=lang_ja&ie=Shift_JIS&oe=Shift_JIS&q=
● Lunascape
- Lunascapeのメニューバーから、[お気に入り]ボタンをクリック
- ウィンドウ左側に表示されたお気に入りバーから、[各種設定]→[検索バー]を開く
- [Google 日本語]を右クリック→プロパティをクリックし、「リンク内容の変更」ウィンドウが開く
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[基本]タブの「URL (またはファイルパス)」欄を、次のように変更し、[OK]をクリック
http://www.google.com/search?num=100&hl=ja&lr=lang_ja&ie=SJIS&oe=SJIS&q=
● Sleipnir
- Sleipnirのメニューから、[ツール]→[Sleipnir オプション]→[検索バー]→[検索エンジン]をクリック
- 「検索エンジンリスト」欄から、「Google(日本語)」を選択する
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「エンコード」欄から、「UTF-8」を選択し、[OK]をクリック
※ [3]の代わりに、「Google(日本語)」の「先頭」欄を、次のように変更しても解決します。
http://www.google.com/search?num=50&lr=lang_ja&ie=SJIS&oe=SJIS&q=
● BugBrowser
- BugBrowserのメニューから、[設定]→[BugBrowserの設定]→[検索バー]タブをクリック
- 「検索エンジンのタイトル」欄から、「Google」を選択する
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「URL(始め)」欄を、次のように変更し、[OK]をクリック
URL(始め):http://www.google.com/search?ie=Shift_JIS&q=
- [OE] Outlook ExpressでHotmailを受信すると、同じメールが2通ずつ受信されます
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Outlook Express(OE)で、WebメールであるHotmailを受信すると、同じ内容のメールが、2通ずつ重複して受信されることがあります。
Microsoftのホームページには、上記の現象に関する説明がないため、正確な原因は不明ですが、以下のような操作を行うと、重複した2通のメールが1通になることから、HotmailとOEとの同期が、メールの送受信時に実行されることが問題だと推測されます。
- メッセージの送受信を、何回か繰り返す
- 送受信後に、Hotmailの別フォルダを開いてから、Hotmailの受信トレイを開き直す
OEでHotmailのメールが、2通ずつ重複して受信されないようにするには、以下の操作を行います。
■OE起動時に、自動的に送受信を実行している人
- 同期の失敗を避けるため、送受信中にHotmailの受信トレイを開かない
- 起動時に開かれるフォルダに、Hotmailの受信トレイを指定しない
- 次の操作で、OE起動時に、自動的に送受信を実行しないようにする
- [ツール]メニュー→[オプション]→全般]タブをクリック
- [メッセージの送受信]欄にある、[起動時にメッセージの送受信を実行する]のチェックを外す
■メッセージの送受信を、手動で実行している人
- 同期の失敗を避けるため、送受信中にHotmailの受信トレイを開かない
- OE起動後、同期が終了するまでしばらく待ってから、手動で送受信を行う
※ Hotmailの同期設定を[同期しない]などの[すべてのメッセージ]以外に変更することで、解決したという情報もあります。
- AntiVirusやInternet Securityをアクティブ化したのに、パソコンを起動するたびにアクティブ化を要求されます
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Norton 2004シリーズ以降、Symantecの一部のソフトウェアでは、海賊版や偽造されたソフトウェアから正規のユーザを保護するために「製品のアクティブ化」が必要となりました。
※ 「製品のアクティブ化」についての詳細は、下記リンクをご参照ください。
参考リンク:よくある質問 - 製品のアクティブ化
しかし、Symantecのソフトウェアをインストールし、「製品のアクティブ化」を正常に完了したにもかかわらず、パソコンを起動するたびにアクティブ化を要求され、「製品のアクティブ化」を正常に完了できない場合があります。
この問題を解消しないまま、パソコンを起動するたびに何度もアクティブ化を行っていると、アクティブ化できる上限数を超えてしまい、「このプロダクトキーでアクティブ化できる上限数に達しました。」というメッセージや、「このプロダクトキーでインストールできる数を超えました。詳しくは下のWebサイトを参照してください。」というメッセージが表示され、これ以上アクティブ化できない状態になってしまい、サポートセンターに電話をしてアクティブ化回数をリセットしてもらう必要があります。
- Symantec Customer Support
- 電話で製品をアクティブ化するには
また、アクティブ化しないまま、ソフトウェアのインストールから15日の猶予期間が経過してしまうと、「試用期間の期限が切れました。アクティブ化されていないためこの製品は無効になりました。」というメッセージが表示され、インストールしたソフトウェアが動作しない状態になってしまいます。
「製品のアクティブ化」を正常に完了できない問題は、Symantec製品で採用されてるアクティブ化技術に問題があることが原因ですので、下記のリンク先を参考にして、アクティブ化技術の問題を解消した修正パッチ[SymKBFix2.exe]をインストールしてください。
参考リンク:コンピュータの再起動ごとにシマンテック製品のアクティブ化を確認される
- アクセサリのメモ帳を開いて文字を入力すると、何かキーを一つ押すだけで「このプログラムは不正な処理を~」というエラーメッセージが出てしまいます。メールソフトでは文字が入力できるのにどうしてでしょう?
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「メモ帳」のプログラムが壊れてしまったと考えられます。直すには「メモ帳」のプログラムを再インストールしなければなりません。普通 Windows のファイルは、コントロールパネルから「アプリケーションの追加と削除」→「Windowsファイル」で行えますが、メモ帳はここに項目が無いのでインストールができません。ですので、「システムファイルチェッカー」を使って調査、修復しましょう。
- 受信メール(Outlook Express)本文のリンクをクリックすると、Cドライブが開く。
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これは、IEが標準ブラウザになっていない時に起こります。「コントロールパネル」→「インターネットオプション」→「プログラム」タブ→「Internetの起動時に、通常使うブラウザを確認する」にチェックを付けてください。これで直らないときやチェックが既に入っていた時は、「プログラム」タブの「Webの設定のリセット」をクリックしてみてください。