Windows Tips - トラブルシューティング

エラーやトラブルが起こるのが、何となく怖いと思っていませんか?

そんな時はエラーやトラブルに関する正しい知識を習得してなるべく不安を解消しましょう。

実際にエラーやトラブルに遭遇した場合を考えて、適切な対処ができるようにしておきましょう。

このページは 2002 ~ 2005 年に公開していた Windows 95/98/Me/XP 向けのコンテンツです。ある程度はメンテナンスされていますが、基本的には当時の文章のままです。内容が適切でなくなっている可能性もありますので、あくまで参考情報としてご利用ください。

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初心者にありがちなエラーやトラブルに関する誤った思いこみ

初心者には、パソコンのエラーやトラブルについて、次のような誤った考えがあるようです。

自分の操作で、パソコンを物理的に壊してしまうのが怖い

「パソコンが壊れる」と言うことがありますが、これは、物理的に壊れることを意味するのではなく、たいていは、Windowsが起動できなくなるなど、ソフトウェアの動作がおかしくなることを指します。つまり、ソフトウェア的に壊れる、という意味で使われています。

そもそも、ユーザの操作によって、パソコンが物理的に壊れることは、まずありません。もし、物理的に壊れるとするなら、長期間、悪環境で、不良品を使い続けた場合などに限られるでしょう。また、ユーザの操作によって、パソコンがソフトウェア的に壊れるということも、Windowsのシステムに関する重要な設定に、誤った変更をしない限り、まずないでしょう。ですから、パソコンを壊すのが怖いからといって、遠慮がちに操作する必要は、まったくありません。

エラーメッセージを表示させておくと、状況が悪化するので、すぐ閉じたほうが良い

エラーメッセージを表示したままにしておくと、パソコンが壊れる状況が進行してしまうと思い、怖くなって、メッセージも読まずに、「キャンセル」などを押して、すぐに画面を閉じようとする。

この考えは誤りです。できるだけ素早く画面を閉じることが、エラーの解決になることはありません。きちんとメッセージを読み、適切な操作ボタンを押して、画面を閉じるべきです。

エラーメッセージが表示されたら、以後の操作は状況を悪化させるので、パソコンを強制終了する

パソコンの強制終了は、パソコンが一切の操作を受け付けなくなったときの、最終手段です。エラーメッセージが表示されたからといって、安易に最終手段を使うべきではありません。状況が改善するばかりか、よけい状況が悪化し、ほかのエラーが併発する可能性があります。

エラーメッセージは、パソコンにトラブルが発生する一歩手前、というお知らせのようなものです。メッセージに従って、適切な処理を行うことで、トラブルへの遭遇を避けることができるはずです。

パソコンのトラブル対策

エラーやトラブルの対処法を学ぶ

エラーやトラブルが実際に発生する前に、起こりうる状況を想定して、対処法を身につけておくことで、問題発生時には、冷静な判断でもって、エラーやトラブルを解決できるようになりましょう。

たとえば Windows 9x でよくありがちな文字化けの対処法を知っておくことで、実際に文字化けトラブルに遭遇しても落ち着いて対応することができます。

エラーやトラブルが起こりにくくする

パソコンの設定を変更することで、エラーやトラブルを発生しにくくすることができます。

エラーメッセージを理解する

エラーメッセージが表示されると、何となく怖くなってしまい、メッセージも読まずに、つい反射的に、画面を閉じてしまう・・・。そんな時は、エラーの概要や対処法を事前に理解し、余裕を持って、エラーを処理できるようになりましょう。

たとえばエラーメッセージ一覧では、Windows でよく表示されるエラーメッセージ画面を危険度・対処法・詳しい解説付きで紹介しています。