●「パスワードの保存」欄がチェックできない(グレーになっている)場合
Windowsのネットワーク環境に不可欠な「Microsoft ネットワーククライアント」がセットアップされていないことが原因。ダイアルアップ接続でインターネットに接続している環境のユーザはまだまだ多いはずです。自分だけが使うパソコンの環境であればダイアルアップの際のパスワード入力を保存し、入力する手間を省きましょう。
ネットワークのプロパティを閉じるとインストールが始まります。WindowsのCD-ROMを必要な場合は、インストーラの指示に従って進めてください。インストールが終わり再起動した後、ダイアルアップの画面で「パスワードを保存」のチェックボックスがチェックできるようになり、パスワードが保存できるようになります。
※ Windowsの再起動後、ログオン(ユーザー名とパスワードの入力)画面が表示される場合、このログオン画面はWindowsに対応するユーザー名とパスワードの確認なので、ISP(インターネットサービスプロバイダ)のユーザー名やパスワードとは無関係です。このログオン画面では適当に自分の名前などを半角アルファベットで入力し、一人で使用するパソコンならパスワードは省略して構いません。つまり、パスワードを未入力のまま「OK」を押せば次回からパスワードの入力画面が出てきません。
●「パスワードの保存」欄をチェックしても、外れてしまう場合
「パスワードの保存」欄をチェックしても、次回ダイヤルアップ接続ウィンドウが表示されたときに、チェックが外れていて、パスワードを保存することができないことがあります。これは、パスワードファイルが破損しているために起こる現象で、サービスパック1でバージョンアップした場合などに発生します。対応としては、Windowsフォルダにある拡張子「pwl」のファイルを削除して、Windowsを再起動します。再発する場合には、Microsoftから配布されている修正プログラムを入手してください。
画像表示箇所に、マークが表示されている場合、原因として次の四つが考えられます。
一般にメールではJISコード(ISO-2022-JP)に基づいたコードで文字を送ることになっています。しかし、これをシフトJISやEUCといった間違ったコードで送ってしまうと、相手のメーラーおよびメールの伝達された経路によっては、正しく表示されずに文字化けする場合があります。また、正しいコードでもテキストのエンコード(インターネットでやり取りできるようにするため、文字情報を7ビットのデータとして分解する事)手順が、相手のメーラーで解読できない方法であった場合、同様に受信側は文字化けしてしまいます。大抵は、相手に他のコードなどで送ってもらうことで解決しますが、自力で解決したい場合は下記を参考にしてください。
日本語は、基本的にインターネットの通信ではやり取りすることができないので、半角英数文字や記号などに変換して送受信をします。このとき使う変換テーブルの事を文字コードと読びます。ホームページで使われる日本語文字コードにはシフトJISとJIS、EUCがあります。ほとんどのWebブラウザでは、これらの文字コードを自動判別して表示してくれます。文字化けは、何らかの原因(ホームページのソースで文字コードを指定していない等)で違った文字コードで変換(エンコード)してしまうために起こります。このような時は、手動で正しい文字コードを指定すれば解決します。
IEでは「表示」→「エンコード」で、ネスケでは「表示」→「文字コードセット」で文字コードを指定します。
インターネット接続時に入力するIDとパスワードは、個人特定とその確認に必須のキーワードです。この二つは、インターネットの接続に必要不可欠ですので、絶対に忘れないようにしましょう。もしも、忘れてしまった場合はプロバイダーに直接電話で問い合わせましょう。後日、郵送手続きで教えてくれるはずです。
次のモデムの設定を確認してください。
モデムの最高速度は条件が完全に整った場合の理論値ですので、高速なモデムであればあるほど、最高速度で接続する事は難しいです。さらに、切り替え機やモジュラーケーブルの二股を使っている場合、ノイズを拾って接続速度が落ちたり、モデムのPHONE端子に電話やFAXをつないでいる場合は、それらの機器の抵抗・容量などの影響を受けて回線の品質が下がることがあります。
56kbps対応モデムの規格には、「x2」と「k56flex」と「V.90」の3種類あり、そのそれぞれに対応したISPのアクセスポイントを使用しないと33.6kbpsで接続されてしまいます。流れとしては、旧規格の「x2」・「k56flex」から「V.90」に統合されようとしています。製品箱に「V.90可」と記載されていれば、内蔵のフラッシュメモリを利用して「V.90」にアップデート可能です。解決策としては、プロバイダやアクセスポイントの変更、モデムの買い換えやアップデートをしましょう。
ほとんどのメーラーでは「SMTPサーバ/POPサーバ/アカウント/パスワード」などを主に設定します。SMTPサーバはメールの送信サーバの事で、POPサーバは受信サーバの事です。メールの送受信が出来ない場合は、アカウントとパスワードを、送信が出来ない場合はSMTPサーバ、受信が出来ない場合はPOPサーバの設定を確認してみましょう。プロバイダによっては、SMTPとPOPが同じ場合があります。
通常ダイヤルアップで、インターネットに接続している時に、タスクバー右にあるタスクトレイにモデムのアイコンが表示されます。表示されなくても問題ありませんが、表示したい場合には、「コントロールパネル」→「ダイヤルアップネットワーク」→「プロバティ」→「設定」→「オプション設定」の[モデムの状態をウィンドウ表示]にチェックを入れましょう。
幾つか原因が考えられますが、主に次の項目をチェックしましょう。
拡張子。Windowsでファイルを扱う場合、必ず拡張子が必要です。拡張子がない場合、または間違っている場合は、正しい拡張子をつけましょう。フィルの拡張子が不明か間違っている疑いがある場合は、下記のソフトが便利です。
極窓(ごくまど)-赤の館-・・・790種類以上の拡張子を自動判別して変換してくれる
●エラーメッセージの意味
ホームページに含まれるJavaScriptコードの記述などが間違っているとエラーが発生します。そして、そのページの製作者に、コードの修正(デバッグ)を促すダイアログを表示し、ソースコードを開けるようにしているのです。ですから、製作者以外は修正を行う必要がありませんので、「いいえ」をクリックします。記述ミス以外にも、パソコンの負荷が高い時にも出る場合があります。また、次のように設定してもいいでしょう。
メニューから、「ツール」→「インターネットオプション」をクリック
※ IEのバージョンによっては、「表示」→「インターネットオプション」
※ デバッグ:コンピュータプログラムが仕様どおりに動かない事をバグ(bug)という。このバグの原因を調査し、修正方法を見つけることをデバッグ(debug)という。