Windows Tips - 軽量化 - 準備

軽量化を始める前に、あらかじめ事前にある事を行っておくことで、より軽量化作業をカンタンに済ませる事が出来ます。その他にも、ファイル管理の面から必要な操作になる場合もありますので、次に紹介する設定は覚えておいて損はないでしょう。

まずは推奨設定を行っておきます。

不要ファイルの一時保存先として、退避フォルダを作成する

「不要なファイルやフォルダ=削除してよいデータ」だとは限りません。今のところ必要性がないだけで、いつか必要になるときが来るかもしれませんし、削除した事によって不具合がおきてしまうかもしれません。ファイルの削除によって、容量が大幅に増える、エラーの原因が減る、ファイル管理が楽になる、などのメリットが大きい場合にだけ削除するようにしましょう。もし、削除したいファイルが本当に削除してしまってもよいのか、分からない場合は、そのファイルを削除する前に、一時的に退避フォルダに保管しておく事をおすすめします。しばらくたって、必要性が感じられなかったり、不具合がおきそうもなかったら、それから削除してしまいましょう。

ハードディスクの空き容量を確認する

現在、軽量化を行う必要があるのか、また、軽量化を行った結果、どれぐらい容量が減量できて、もう軽量化する必要はないのか、などといった事が確認できないと、軽量化の必要と効果は分かりません。現在のハードディスクの使用状況と、空き容量を知っておく事は、大事な事です。そこで、次の操作で、ハードディスクの各容量をチェックしておきましょう。

  1. 「マイコンピュータ」→「ローカル ディスク」を右クリック→「プロパティ」を選択
  2. 「全般」タブでハードディスクの「使用容量」と「空き容量」の数値をチェック。

    ※ 「容量」では、ハードディスクの総容量と使用領域/空き領域の比が3D円グラフで確認できる。

  3. 複数のハードディスクがある場合は、ハードディスクごとに以上の操作を繰り返す。

※ OSのインストールされているHDは、他のHDに比べて、より多い空き容量が必要となる。最低200M程は欲しい所。