スクリンセーバーや壁紙には、主に次の3種類あると思います。一度削除してしまうと、復旧が難しいものもありますので、注意して削除してください。
不要な壁紙の画像は、「Windows」フォルダ内にある拡張子「.BMP」のファイルを削除すればOKです。
不要なスクリーンセーバーは、「Windows」フォルダや「Windows\system」フォルダ内にある拡張子「.SCR」のファイルです。
※ どちらもファイルをダブルクリックすると、スクリーンセーバーや画像が起動するので、削除前に[1]と[3]のどちらの内容かを確認するといいでしょう。[1]は、「アプリケーションの追加と削除」の「アクセサリ」で、スクリンセーバーや壁紙の追加や削除ができるので、削除した後に必要になったら追加しなおせばOKです。
残念ながら、初期設定に戻すためには、基本的に再インストールするしか方法がないです。しかし、配色設定を初期値に戻すためだけに、危険な再インストールをする必要はないでしょう。自分の気に入った配色設定を最低一つ作っておけばOSやアプリケーションの動作に支障はありません。また、無駄な配色情報が減る分だけ、ごくわずかだがパソコンの速度が向上します。
Windowsをインストールした直後は、デスクトップに不要なアイコンがやたらと存在しています。特に、特殊アイコンは削除してよいのか分からないので、そのままにしている方もいると思います。ですが、このままでは、見にくくて操作効率が悪くなるし、画面の書き換えに負担がかかりますので、不要なものは削除してしまいましょう。
●「オンラインサービス」フォルダ
インターネットを使用しない、または既に接続済みで、プロバイダへの申し込みが不要な人
●MSN接続アイコン
「MSN(マイクロソフトネットワーク)」プロバイダへの申し込みが不要な人
※ 一度削除すると、アイコンは復旧できません。
●「インターネットに接続」アイコン
インターネットを使用しない、または既に接続済みの人
※ このアイコンを実行すると、「インターネットに接続」アイコンは自動的に削除されます。
※ 同様の機能は、「スタート」メニュー→「アクセサリ」→「通信」→「インターネット接続ウィザード」をクリック
●「ネットワークコンピュータ」アイコン
ファイルやフォルダ・プリンタの共有、LAN(ローカルエリアネットワーク)などのネットワーク接続をしない人。また、インターネット接続時に、パスワードを保存したくない人。
●「受信トレイ」アイコン
「受信トレイ」を使用しない人
※ 復旧するには、[5]で追記した「;」を削除して、名前を元に戻してください。
●「ブリーフケース」アイコン
「ブリーフケース」を利用していない人
※ 復旧するには、[4]で外したチェックを入れ、「ブリーフケース」をインストール→デスクトップの何もないところを右クリック→「新規作成」→「ブリーフケース」を選択(または「フォルダ」を選択し、フォルダ名を「ブリーフケース.{85BBD920-42A0-1069-A2E4-08002B30309D}にする」
●「Internet Explorer」アイコン
このアイコンから、Internet Explorer を起動しない人
「詳細設定」タブ→「ブラウズ」→「デスクトップに Internet Explorer を表示する」のチェックを外す
※ Windowsのバージョンによっては、「Internet Explorer をデスクトップに表示」
※ 復旧するには、[2]で外したチェックを入れます。また、同様の機能は、「クイック起動」バーの「Internet Explorer」をクリックするか、「スタート」メニュー→「プログラム」→「Internet Explorer」をクリック。
タスクトレイには、現在起動中または常駐してるプログラムのアイコンが表示されています。しかし、中には、音量のように、一度調節してしまえば、ほとんど不要なものもあるかもしれません。これらは、タスクバーの表示領域を狭くし、リソースの無駄になりますので、きちんと整理しておきましょう。
●時計
時刻をタスクトレイで確認しない人
タスクバーの上で右クリック→「プロパティ」→「時計を表示」のチェックを外す
※ Windowsのバージョンによっては、「タスクバーオプション」タブ→「時計を表示」のチェックを外す
●音量
音量を頻繁に調節しない人
「サウンドとマルチメディア」をクリックし、「ボリューム コントロールをタスクバーに表示する」のチェックを外す
※ Windowsのバージョンによっては、「音量の調節をタスクバーに表示する」
●ディスプレイ
頻繁に、画面の解像度を変更しない人
「OK」→「OK」をクリックして、完了
※ Windowsのバージョンによっては、「ディスプレイの詳細」タブの「タスクバーに設定インジケータを表示する」のチェックを外す→「OK」をクリック
●電源
ノートパソコン使用で電源供給に不安がない人(常にACアダプタなどから電源を供給している人)
※ Windowsのバージョンによっては、「電源」アイコンをダブルクリック→「タスクバーにバッテリーの状態を表示する」のチェックを外す→「OK」をクリック
●PCカード
PCカード挿入時に表示されるアイコンだが、PCカードが常に挿入されているので表示が不要という人
※ 再度表示させる場合は、「スタート」メニュー→「設定」→「コントロールパネル」→「PCカード」→「ソケットの状態」タブ→「タスクバー上にコントロールを表示する」にチェック→「OK」をクリック
●赤外線
赤外線によるデータの送受信を行っていない人(主に、ノートパソコン)
●モデム
接続している事を教えてくれるが、常時接続などで不要という人
「画面のプロパティ」の「デザイン」タブではWindowsの配色を変更出来ます。また、配色の変更以外にも、不要な項目の削除が可能です。ですが、この方法で削除すると、復旧が困難になります。そこで、復旧も可能な配色の削除を行いましょう。ついでに、「背景」タブの「模様」の削除についても知っておきましょう。
●万一を考えて、バックアップする
●「デザイン」タブの「配色」を削除する
※ 削除した項目を復旧するには、、バックアップした拡張子「.reg」のファイルを右クリック→「結合」をクリックして下さい。
●「背景」タブの「模様」を削除する
「名前」欄に「control.ini」と入力→「OK」をクリック
※ 標準設定では、「メモ帳」が起動し「Control.ini」ファイルが開きます。
※ 復旧するには、[3]で追記した「;」を削除→[4]→[5]を行います。
Internet Explorer をインストールすると、アクティブデスクトップが利用できるようになり、デスクトップ上にインターネットからの情報などを表示する「チャンネルバー」などの新しい機能も使えるようになります。これらの機能が不要な場合は、非表示にする事が出来ますが、削除しておきたい人も中にはいるかもしれません。そんな人は、「チャンネルバー」の削除にチャレンジしてみましょう。
●「画面のプロパティ」で「チャンネルバー」を非表示にする
「Active Desktop に Webコンテンツを表示」にチェックを入れ、「InternetExplorerチャンネルバー」をチェック
※ お使いのWindowsのバージョンによっては、「Active DesktopをWebページとして表示」
これで、「チャンネルバー」が非表示になります。「全てリセット」をクリックすると、初期状態に戻り、「InternetExplorerチャンネルバー」が復活します。
●「チャンネル」関連のファイルをすべて削除
「マイコンピュータ」→「ルートディレクトリ」→「Windows」→「Web」フォルダを開く
※ ルートディレクトリ:起動ドライブ(通常DOS/Vは[C:\]、PC98は[A:\])、Windows:OSがインストールされたフォルダ
●「お気に入り」内の「チャンネル」フォルダを削除
※ バックアップしたい場合は、右クリック→「切り取り」→軽量化の準備で作成した退避フォルダを右クリック→「貼り付け」
インターネットを使っていない人にとって、「スタート」メニューの「お気に入り」や「[ユーザ名]のログオフ」、「検索」内の「人」・「インターネット」といった項目は不要なものです。この中には、OSのバージョンによっては、[スタート]メニューのオプションで削除できるものもありますが、オプション項目にないため、削除できない場合もあります。これらを削除したい場合は、レジストリで削除してしまいましょう。
●「検索」内の項目を削除
これで、パソコン再起動後に、「検索」内の「インターネット」が削除されています。削除した項目を復活させるには、バックアップした拡張子「.reg」のファイルを右クリック→「結合」をクリックして下さい。他の項目を削除したい場合は、次を参考にしてください。
削除したい項目 | Microsoft Outlook を使う | インターネット オーディオ/ビデオ用 | ファイルやフォルダ | 人 | インターネット |
---|---|---|---|---|---|
フォルダ名 | OutlookFind | RealSearch | ShellSearch | WebFind | WebSearch |
●他の項目を削除
これで、パソコン再起動後に、「お気に入り」が削除されています。「[ユーザ名]のログオフ」の場合は、[5]で作成されたアイコンの名前を「NoLogOff」にします。削除した項目を復活させるには、レジストリエディタで作成した「NoFavoritesMenu」と「NoLogOff」を削除して下さい。
実は、マイコンピュータにあるドライブアイコンは隠す事が出来ます。通常の使用では、ドライブを隠す事はまったくありませんが、環境によっては役に立つかもしれません。例として、Cドライブのアイコンを非表示にしてみます
「マイコンピュータ」を開いてみるとCドライブが非表示になっています。このCドライブにアクセスするには
他のドライブを非表示にする場合は、以下の表を参考にして、[7]で入力する「値のデータ」を変更してください。
非表示にするドライブ | Aドライブ | Bドライブ | Cドライブ | Dドライブ | Eドライブ | Fドライブ |
---|---|---|---|---|---|---|
値のデータ | 01 00 00 00 | 02 00 00 00 | 04 00 00 00 | 08 00 00 00 | 10 00 00 00 | 20 00 00 00 |
頻繁にアクセスする、「マイコンピュータ」を整理整頓すれば、日々の操作が少しですが快適になるかも。
●古いプリンタのアイコン
●もう使ってない昔のダイヤルアップ接続先