名前

svn list — リポジトリ中のディレクトリエントリを一覧表示します。

用法

svn list [TARGET[@REV]...]

説明

それぞれの TARGET ファイルと TARGET ディレクトリのリポジトリ 中の内容を一覧表示します。 TARGET が作業コピーのパスである場合、対応するリポジトリ URL が利用されます。

デフォルトの TARGET 値は 「.」 で、現在の作業コピーディレクトリ のリポジトリURLを意味します。

--verboseを使うと以下のフィールドがアイテムごとの 状態を示します:

  • 最後のコミットのリビジョン番号

  • 最後のコミットをした人

  • データサイズ (バイト単位の)

  • 最後のコミットの日時

--xml オプションをつけると XML 形式で 出力します( --incremental を同時に指定し なければヘッダとタグでくくられたドキュメント要素も一緒に出力され ます)。すべての情報が対象になります; --verbose オプションは認められません。

別名

ls

変更対象

なし

リポジトリへのアクセス

発生する

スイッチ

--revision (-r) REV
--verbose (-v)
--recursive (-R)
--incremental
--xml
--username USER
--password PASS
--no-auth-cache
--non-interactive
--config-dir DIR

svn list は、作業コピーを ダウンロードすることなしにどんなファイルがリポジトリにあるかを知る ときに役立ちます:

$ svn list http://svn.red-bean.com/repos/test/support
README.txt
INSTALL
examples/
…

追加情報を表示するのに --verboseスイッチを渡す こともできます。これだと UNIX の ls -lコマンドの 出力のような感じになります:

$ svn list --verbose file:///tmp/repos
     16 sally         28361 Jan 16 23:18 README.txt
     27 sally             0 Jan 18 15:27 INSTALL
     24 harry               Jan 18 11:27 例/

詳しくはsvn listの項を見てください。