名前

tla library-config — リビジョンライブラリのパラメータ設定

用法

tla library-config [options] library-dir

説明

リビジョンライブラリに対するさまざまなパラメータを表示 または設定します。現時点では greedy と sparse というブール値 があります。両者は独立して設定できます。greedy を有効にする と、あるリビジョンのプリスティンコピーが作られた時には常にラ イブラリにもそのリビジョンを自動的に追加します。こうしておけ ばライブラリにたいして明示的にリビジョン追加しなくても一度 tla getなどで取得したリビジョンは次回からは高速に取得するこ とができるようになります。欠点はライブラリの領域が知らないう ちに大きくなってしまうことです。

sparse オプションは、あるリビジョンがライブラリに追加 された時にそのリビジョンを作る過程で得られたリビジョンも一緒 にライブラリに追加するかどうかを制御します。sparse を有効に すると途中のリビジョンは追加されず、指定したリビジョンだけが ライブラリに登録されます。sparse をつけないと中間のリビジョ ンも自動的に追加されます。たとえば C--B--V--base-0 からはじ まるバージョンの最新リビジョンが C--B--V--patch-5 であるとし ます。sparse オプションをつけずに tla library-add C--B--V--patch-5を実行すると C--B--V--base-0 .. C--B--V--patch-4までのすべてのリビジョンもライブラリに登 録されます。sparse オプションをつけると C--B--V--patch-5 の みが追加されます。

greedy と sparse オプションの on/off の組み合わせをう まく選ぶことで、ライブラリ領域と、リビジョン取得時の時間効率 を最適にすることができます。

別名

なし

変更: [---L]

スイッチ

--greedy          make the library greedy
--non-greedy      make the library not greedy
--sparse          make the library sparse (by default)
--non-sparse      make the library not sparse (by default)

CVS対応コマンド

なし