tla ancestry — リビジョンのバージョン間履歴の表示
リビジョンのアーカイブバージョンをまたいだ履歴を表示し ます。あるアーカイブバージョンが別のアーカイブバージョンを元 にして tla tag コマンドで作られた場合、この新しい方のアーカ イブバージョン中のリビジョンは、自分が属しているアーカイブバー ジョンを越えた履歴を持つことになります。この履歴は tla revisions コマンドだけでは表示することができません。tla ancestry コマンドはこの障壁を越えて過去を表示します。
ancestry コマンドは現存しているアーカイブについてのみ 過去に遡れることに注意してください。たとえば A0/C0--B0--V0 -> A1/C1--B1--V1 -> A2/C2--B2--V2 という形で順次タグづけされ たアーカイブバージョンががあり、A2/C2--B2--V2--R というリビ ジョンが最新リビジョンであるとします。ところが A0/C0--B0--V0 にはなんらかの形ですでにアクセス不能になっているとします。こ の場合 tla ancestry は、A1/C1--B1--V1 までの履歴しか表示でき ません。