dopatch

dopatch は、ツリーに対してチェンジセットを適用するのに 使います:

        % larch dopatch PATCH-SET TREE

ツリーが、mkpatchの実行時に現れた 「元の」ツリーそのものである場合、結果はひとつの例外を除いて (これについては以下で説明します)mkpatchの実行時に現れた 「修正された」 ツリーそのものになります。

正確に同じ」 というのは、ディレクトリの構造が同じであり、 シンボリックリンク対象も同じで、通常のファイルの内容、そしてファイルの パーミッションも同じである、ということです。修正時刻、複数のリンクを持つ ファイル、そして、ファイルの所有者に関する情報については、確実に保存 されるとは限りません。

完全に同じ」という規則の例外は、もしパッチがツリー からファイルやディレクトリを削除するようなものである場合、それらのファイルや ディレクトリは、区別できるようなパターンをもった名前で、ツリー のサブディレクトリに保存されるというものです:

        ++removed-by-dopatch-PATCH--DATE

ここで PATCH はパッチセットディレクトリの名前で、DATE はタイムスタンプになります。a