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スタートメニューの電源ボタンの動作をシャットダウンに変更する

設定項目名
スタートメニューの電源ボタンの動作をシャットダウンに変更する
カテゴリ
起動・終了
対応プラットフォーム
Windows Vista, 7, Server 2008, Server 2008 R2
搭載バージョン
Win高速化 version 1.0

※ このページは Windows 高速化ツール Win高速化 に搭載されている設定項目の解説文になります。この設定項目を利用するには Win高速化 のインストールが必要となります。

概要

スタートメニューの電源ボタンを押したときの動作をシャットダウンに変更します。スタートメニューの電源ボタンからすばやくコンピューターをシャットダウンできるようになります。

詳細

Vista 以降の Windows (Vista, 7 など) ではスタートメニューの右下に電源ボタンやメニューボタン (右向き三角) が表示されます。メニューボタンを押すとログオフや再起動、シャットダウンなど Windows の終了方法が表示されます。

スタートメニューのメニューボタン (Windows Vista)

※ メニューボタンは Windows XP の [終了オプション] や Windows 2000, Server 2003 の [シャットダウン]、Windows 98, Me などの [Windows の終了] に相当する機能です。

従来の Windows では標準的な終了方法としてシャットダウンが採用されていますが、Windows Vista ではスリープモードが採用されています。Windows Vista ではスタートメニューの電源ボタンを押すとスリープモードに切り替わり、電力 (バッテリー) をほとんど消費しない状態となります。一方 Windows Vista でシャットダウンをするには、スタートメニューのメニューボタンから [シャットダウン] を選択する必要があります。またはキー操作であれば Windows キー、右方向キーを3回、そして [Enter] キーを押します。

Windows Vista ではスタートメニューの電源ボタンの動作がデフォルトでスリープに設定されています。コンピューターの利用スタイルによってはスリープの代わりにシャットダウンを設定したい場合が考えられます。電源ボタンの動作はコントロールパネルの電源オプションから変更することができますが、「電源オプションによる電源ボタンの設定」で触れているようにやや分かりにくい手順となっています。

この設定を有効にすると、スタートメニューの電源ボタンの動作がシャットダウンに変更されます。スタートメニューのメニューボタンを押すことなく、電源ボタンから Windows をシャットダウンしてコンピューターの電源を切ることができます。この設定は次のような状況に該当する場合に推奨されます。

  • そもそもスリープモードをほとんど利用しない
  • スタートメニューの電源ボタンの動作を変更する方法がよく分からない、または面倒
  • 電源ボタンが Windows XP の終了オプションの位置にあるため、シャットダウンと誤って押してしまう
  • 従来の Windows と同じようにスタートメニューのボタンからコンピューターのシャットダウンを行いたい
  • ノートパソコンを閉じてスリープモードに移行するため、スリープのために電源ボタンを使用しない
  • コンピューターの電源を切ったつもりが実はスリープモードで切れていなかった、という状況を避けたい

※ この設定を変更する前に既に電源ボタンの動作がシャットダウンに設定されている場合は、この設定を変更することはできません。

※ Windows Vista の標準的な終了方法となったスリープモードは使い方によっては大変便利な機能です。たとえばコンピューターの電源を比較的短時間切るのであれば、作業をすばやく中断/再開できるスリープモードを利用したほうが効率的です。またスリープ中はコンピューターが低電力の状態になるため、コンピューターをロックしたまま席を離れるような場合はスリープモードのほうが好ましいでしょう。

スクリーンショット

参考までに、設定変更前と後のスタートメニューの電源ボタンは次のようになります。黄色がかったスリープアイコンが赤みがかったシャットダウンアイコンに変更されます。

設定変更前

スタートメニューの電源ボタン - スリープ (Windows Vista)

設定変更後

スタートメニューの電源ボタン - シャットダウン (Windows Vista)

電源オプションによる電源ボタンの設定

Windows Vista, Server 2008 ではスタートメニューの電源ボタンの動作を電源オプションから変更することができます。ノートパソコンを利用している場合は、電源オプションを利用して電源ボタンの動作をバッテリー駆動時と電源接続時とで切り替えることもできます。電源オプションから電源ボタンの動作を変更する方法は次のような手順でやや分かりにくい方法となっています。

  1. スタートメニューから [コントロール パネル] を開く
  2. [システムとメンテナンス] または [ハードウェアとサウンド] を開く
  3. [電源オプション] を開く
  4. 現在選択されている電源プランの [プラン設定の変更] を開く
  5. [詳細な電源設定の変更] を開く
  6. 電源オプションダイアログの設定項目から [電源ボタンと LID] – [[スタート] メニューの電源ボタンの操作] を開く
  7. コンボボックスを開いて [スリープ状態] や [シャットダウン] などの項目を選択する

電源オプション - 電源ボタンと LID - [スタート] メニューの電源ボタンの操作 (Windows Vista)

※ 「[スタート] メニューの電源ボタンの操作」の設定項目にはデスクトップパソコンの場合は [設定] が、ノートパソコンの場合は [バッテリ駆動] と [電源に接続] が表示されます。

より詳細な手順については以下のページを参照してください。

スタートメニューの電源ボタン (Windows Server 2008)

Windows Server 2008 ではスタートメニューの電源ボタンの動作がデフォルトでシャットダウンに設定されています。

スタートメニューの電源ボタン (Windows Server 2008)

※ 電源ボタンの動作を変更するためには Windows Vista と同様に電源オプションを開く必要があります。

スタートメニューの電源ボタン (Windows 7)

Windows 7 ではWindows の標準的な終了方法がスリープからシャットダウンに戻されました。Microsoft はシャットダウンの代わりにスリープを活用するよう推奨していましたが、一般的なパソコンの利用スタイルと合わず、結果的に多くのユーザーに受け入れられなかったことが要因と思われます。Windows 7 のスタートメニューでは電源ボタンの動作がデフォルトでシャットダウンに設定されています。

スタートメニューの電源ボタン (Windows 7)

※ Windows 7 でスリープする場合はスタートメニューのメニューボタンから [スリープ] を選択します。またはキー操作であれば Windows キー、右方向キーを3回、そして [Enter] キーを押します。

また Windows 7 ではスタートメニューのプロパティから電源ボタンの動作を簡単に変更できるようになりました。Windows Vista, Server 2008 では電源ボタンの動作を変更するために電源オプションを開く必要がありましたが、Windows 7 ではスタートメニューのプロパティからすばやく変更することができます。

スタートメニューのプロパティ - 電源ボタンの操作 (Windows 7)

終了オプション (Windows XP)

Windows XP ではスタートメニューの [終了オプション] からシャットダウンや再起動などを行います。[終了オプション] を実行すると [コンピュータの電源を切る] ダイアログが表示され、この画面から Windows の終了方法を選択することになります。

スタートメニュー - 終了オプション (Windows XP)

[コンピュータの電源を切る] ダイアログには [再起動]、[スタンバイ (休止状態)]、[電源を切る] の3つの項目が表示されます。ダイアログが表示されている間は、ダイアログ以外の部分が暗くなりデスクトップへのアクセスが制限されます。

[コンピュータの電源を切る] ダイアログ (Windows XP)

※ Vista より前の Windows (98, Me, 2000, XP など) では、シャットダウンや再起動など Windows を終了させる操作 (ログオフは除く) をスタートメニューから直接実行することはできません。たとえば Windows XP では [コンピュータの電源を切る] ダイアログから Windows を終了させる必要があります。一方 Vista 以降の Windows (Vista, 7 など) ではスタートメニューから直接 Windows を終了させることができるよう見直されました。

参考リンク

Windows 7
Windows Vista
Windows XP

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