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[Caps Lock] キーに [Ctrl] キーを割り当てる

基本情報

設定項目名
[Caps Lock] キーに [Ctrl] キーを割り当てる
カテゴリ
その他
対応プラットフォーム
Windows
搭載バージョン
Win高速化 version 1.1

※ このページは Windows 高速化ツール Win高速化 に搭載されている設定項目の解説文になります。この設定項目を利用するには Win高速化 のインストールが必要となります。

概要

キーボードの [Caps Lock] キーに左 [Ctrl] キーを割り当てます。頻繁に利用されるが押しにくい位置にある [Ctrl] キーを、押しやすい位置にあるのにほとんど使われない [Caps Lock] キーに割り当てることで、キーボードの入力効率の改善が期待されます。また [Caps Lock] キーの誤操作防止にもつながります。

※ この設定を有効にするとキーボードから [Caps Lock] キーを押す手段がなくなります。左 [Ctrl] キーの挙動を変更したくない場合はこの設定項目を、左 [Ctrl] キーに [Caps Lock] キーを割り当てたい場合は設定項目「[Caps Lock] キーと [Ctrl] キーを入れ替える」を有効にしてください。

詳細

一般的にコンピューターのキー操作に慣れてくると、[Shift], [Ctrl], [Alt] キーなどの修飾キーが頻繁に利用されるようになります。特にショートカットキーに使われる [Ctrl] キーの使用頻度は高く、一部のアプリケーションでは [Ctrl] キーを用いた操作は必須といえるほどです。

ですが標準的なキーボードでは [Ctrl] キーは最下段の両端 (左下隅と右下隅) に配置されているため、人間工学的にやや押しにくい位置にあるといえます。特に [Ctrl] キーは複数のキーの組み合わせ (キーコンビネーション) に使われるため、[Ctrl] キーを押しながら他のキーを押すことになり、[Ctrl] キー単独で押すよりもさらに押しにくくなります。

その一方で [Caps Lock] キーは [Ctrl] キーとは対照的に次のようなことがいえます。

  • 標準的なキーボードでは [Caps Lock] キーは [A] キーの左隣に配置されているため、非常に押しやすい位置にある
  • [Caps Lock] キーの主な用途は次の 2 つだが、利用機会が少ないため [Caps Lock] キーはほとんど使われない
    • [Shift] + [Caps Lock] キーで [Caps Lock] のオン/オフを切り替える。[Caps Lock] オンの状態で英字キーをタイプすると常に大文字で入力される。
    • IME の日本語入力オン時に [Caps Lock (英数)] キーを押すと、入力モードが「全角英数」または「半角英数」に切り替わる (「ひらがな」に戻すには [カタカナ ひらがな] キーを押す)

日本語キーボードのキー配列

この設定を有効にすると、キーボードの [Caps Lock] キーに左 [Ctrl] キーを割り当てます。[Caps Lock] キーを押すと左 [Ctrl] キーが押されたと認識されるようになります。キーボードの最下段にある [Ctrl] キーの設定には影響しないため、左 [Ctrl] キーおよび右 [Ctrl] キーは通常通り認識されます。

※ [Caps Lock] キーは非常に押しやすい位置にある反面、誤って押されることも少なくありません。そのため意図せずに [Caps Lock] オンになっていてパスワード入力でエラーになる、IME の入力モードが切り替わってしまったが元に戻す方法が分からない、といったトラブルの原因になります。この設定を有効にすることで [Caps Lock] キーの誤操作防止につながります。

※ この設定を有効にするとキーボードから [Caps Lock] キーを押す手段がなくなります。そのため [Caps Lock] オン/オフや IME の日本語入力モードの切り替えが利用できなくなります。次のような状況に該当する場合はこの設定項目を、そうでない場合は設定項目「[Caps Lock] キーと [Ctrl] キーを入れ替える」を利用するようにしてください。

  • [Caps Lock] キーの用途は不要なため [Caps Lock] キーがなくても全く問題ない
  • 意図しない [Caps Lock] オンや日本語入力モード切り替えといった [Caps Lock] キーの誤操作を防止したい
  • [A] キーの左隣に [Ctrl] キーがある操作にまだ慣れていないため、キーボードの最下段にある [Ctrl] キーを誤って押してしまうことがある
  • 複数のユーザーでパソコンを利用しているため、キーボードの最下段にある [Ctrl] キーの挙動はそのままにしておきたい

スクリーンショット

参考までに、設定変更前と後のキーボードは次のようなキー配列になります。[Caps Lock] キーに左 [Ctrl] キーが割り当てられます。

設定変更前

キー配列 (設定変更前)

設定変更後

キー配列 (設定変更後)

[Ctrl] キーの歴史的経緯

コンピューター初期、[Ctrl] キーは [A] キーの左隣 (現在の [Caps Lock] キーの位置) に配置されていました。そのため多くのアプリケーションが押しやすい位置にあった [Ctrl] キーを多用するようになり、結果として UNIX (Linux) や Macintosh 環境では [Ctrl] キーによる操作が定着していきました。特に Emacs などの一部の UNIX (Linux) 系のツールでは [Ctrl] キーによる操作は必須となっています。

しかしながら Windows の普及と併せて [Ctrl] キーが最下段にあるキーボードが主流となりました。ですが頻繁に利用される [Ctrl] キーが押しにくい位置にある一方で、ほとんど使われない [Caps Lock] キーが押しやすい位置にあることは、依然として相当数のユーザーが不満に感じています。そのため一部のキーボード (Happy Hacking KeyboardApple Keyboard など) では、現在も [A] キーの左隣に [Ctrl] キーが配置されています。また各種キーの位置がハードウェア/ソフトウェア的に簡単に切り替え可能になっている場合もあります。

汎用的なキーボード ショートカット

Windows で一般的に用いられるショートカットキーの一部を紹介します。

操作 ショートカットキー
切り取り (カット) Ctrl + X
コピー Ctrl + C
貼り付け (ペースト) Ctrl + V
元に戻す (アンドゥ) Ctrl + Z
すべて選択 Ctrl + A
新規作成 Ctrl + N
保存 Ctrl + S
開く Ctrl + O
終了 (閉じる) Ctrl + W
検索 Ctrl + F
印刷 Ctrl + P

※ その他のショートカットキーについては以下のページを参照してください。

参考リンク


Keyboard Keys Images is licensed under Creative Commons License.

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