AnimateImage 1.1 公開
AnimateImage version 1.1 を公開しました。
※ JavaScript (script 要素) によるアニメーション。AnimateImage 名前空間下に移された新しい API を使用している。
概要
AnimateImage は複数の画像をアニメーション GIF のように連続表示する JavaScript ライブラリ。
※ 詳細は AnimateImage 公式サイトを参照。
前バージョン (1.0.4) からの変更点
JavaScript ライブラリとして全体的に書き直し
JavaScript ライブラリ品質となるようコード全体を書き直す。プログラムの動作は変わらないが、ファイル名や API 名は新しい名前に置換する必要がある。
- Google JavaScript Style Guide に (なるべく) 準拠
- ファイル名を
animateImage.js
からanimate-image.js
に変更 (lowerCamelCase から hyphenated-lowercase に) - 既存の API を
AnimateImage
名前空間のもとで公開AnimateImage.Animator
(前バージョンのImageAnimator
に相当)AnimateImage.animate()
(前バージョンのanimateImage()
に相当)AnimateImage.options
(前バージョンのAnimations
に相当)
- グローバル変数汚染の解消。外部に公開するグローバルオブジェクトは
AnimateImage
名前空間のみ。 - コメント整備。JSDoc スタイルで書き直す。
- リファクタリング。プロトタイプやクロージャなどを見直すことで若干のメモリ消費量削減。
コード改善、バグ修正
- ページ読み込み中の場合はアニメーション開始をページ読み込み完了まで遅延させる。自動適用 img 要素と JavaScript (script 要素) によるアニメーションの開始タイミングが同期される。
files (data-files)
オプションに不正な書式文字列が指定された場合の処理を改善。指定された文字列をファイル名とみなして、1 枚の画像からなるアニメーション画像を生成する。404 Not Found は発生するが、ほかのアニメーション処理は継続される。- IE7 以前でアニメーション画像に class/style/イベント属性を指定できない問題を修正。IE7 以前の getAttribute()/setAttribute() 独自仕様が原因。
- IE7 以前で img@class 属性の有無を正しく判定できない問題を修正。IE7 以前の getAttribute() 独自仕様が原因。
- IE8 以下を除くブラウザーで、空白画像表示後にサイズが固定されてしまうバグを修正。空白画像表示時に設定した width/height 属性が削除されずに残っていた。v1.0.4 によるリグレッション。
- IE8 以前で生じる画像サイズに関する以下の問題を解消
ImageAnimator
生成後に width/height 属性を指定しても反映されないImageAnimator
生成前に img@src 属性を指定すると、最初の画像サイズで固定されるImageAnimator
生成前に appendChild() すると、最初の画像サイズで固定される
ダウンロード
- animate-image.min.js
-
v1.1, 2012-09-13v1.1.1, 2012-09-17, 5.6 KB- 無料ライセンス (個人かつ非営利、寄付歓迎)
- 最適化された圧縮コード
- animate-image.js
-
v1.1, 2012-09-13v1.1.1, 2012-09-17, 22.4 KB- 商用ライセンス (500 円)
- コメント付きの非圧縮コード
- 有償サポート (技術的な質問やカスタマイズなど)
過去のリリース情報
- version 1.0.4
- version 1.0
- version 0.9
- version 0.8.3
- version 0.8 (0.8.0.3)
- version 0.7
- version 0.6.5 (0.6.5.1)
- version 0.6.4 (0.6.4.1)
- version 0.6.3
- version 0.6.2
- version 0.6.1
- version 0.6
- version 0.5 (初回リリース)
2 Responses so far.