ワープロソフトの「Microsoft Word」や表計算ソフトの「Excel」のファイルをダブルクリックして開いたとき、そのファイルがマクロ機能を使用していた場合に現れるメッセージ。マクロは手順が決まった作業を簡略化したりすることができる便利な機能で、これを悪用するとウイルスやWindowsのシステムを壊す「マクロウィルス」ファイルを作成することができてしまいます。インターネットのメールで送られてきた「Word」や「Excel」のファイルに危険なマクロが隠れている場合もあります。信頼の置ける人が作成したファイルか、自分でマクロ機能を付け加えたファイル以外は「マクロを無効にする」をクリックして、マクロを無効にした状態でファイルを開き、一度ファイルを閉じたあと、ウィルスのワクチンソフトなどをつかって、安全性を確認した上で再度開くようにしましょう。
「ファイル***は読み取り専用です。ごみ箱に移動してもよろしいですか?」を参照
ファイルを移動しようとしたときに、移動元のファイルが使用中か、書き込み禁止(フロッピーディスク裏面にあるライトフロテクトノッチが上げられた状態など)になっている場合に現れます。この場合は「OK」をクリックし、ほかのアプリケーションでそのファイルが使われていないか、ライトプロテクトがかけられていないかなどを調べましょう。
ビデオテープや音楽用のカセットテープは、爪を折っておくと新たに録画や録音ができなくなります。それと同様にフロッピーディスクの裏側にも、データを保護するためのスライド式のスイッチ(ライトプロテクトノッチ)があります。ノッチを上げて穴のあいた状態にすると新たなデータの書き込みや書き換えができなくなります。
ショートカット先のファイルが移動されていたり、削除されたりして、OS側で見つけられない場合に現れます。移動されているときは「参照」ボタンをクリックし、該当のファイルを指定すれば、再びショートカットとして利用できます。また、このメッセージが表示されたあと「参照」や「キャンセル」を押さずにそのままにしておくと、Windowsが行方不明になったショートカット先を自動的に検索し「このショートカットから呼び出す***は、変更または削除されています。」というメッセージが現れます。ここに表示されているファイルが目的のものであれば「OK」をクリックしましょう。ショートカット先のファイル名を自分で変更した場合、Windowsは見つけられないので、自分で指定しましょう。
ファイルが入っているごみ箱アイコンを右クリックレ「ごみ箱を空にする」を選択した場合などに現れます。ここで「はい」をクリックした場合にはそのファイルは完全に削除されてしまい、元に戻す事ができなくなるので注意が必要です。ごみ箱を経由しないで直接ファイルを削除する(ファイルを選択し[Shift]キーを押しながら[Delete]キーを押す)場合にもこのメッセージが現れます。
ファイルの記録されているディスクが書き込み禁止状態になっていたり、編集中のファイルを削除しようとしたときに現れるエラーメッセージ。「OK」をクリックしてファイルの状態を調べましょう。CD-ROMやライトプロテクトのかかったフロッピーディスクに記録されているファイルは削除できません。
開こうとするファイルとアプリケーションとの関連付けがなされていない時に現れるメッセージ。拡張子から推定して開けそうなアプリケーションを選択します。その時、ファイルの内容がまるで推定できない場合は、必ず「このファイルを開くときは、いつもこのアプリケーションを使う」のチェックボックスのチェックをはずしてから「OK」をクリックしてください。そうでないと他のファイルの関連付けが変わってしまい、今まで開けていたファイルが開けなくなってしまう事があります。