Windows Tips - パソコン How-to - ごみ箱

デスクトップに目立つように鎮座している「ごみ箱」。しかし意外とごみ箱について知らないこともあります。「ごみ箱」の機能を理解することで、より快適にパソコンを利用できるようになるはずです。

「ごみ箱」の設定

「ごみ箱」の設定など、した事がない人もいるかもしれませんが、一度ファイルを削除してしまうと、元に戻す事は難しいので、きちんと設定しておきましょう。

  1. デスクトップにある「ごみ箱」を右クリック→「プロパティ」を選び、「オプション」タブをクリック
  2. 「全ドライブで同じ設定を使う」にチェックが入っている事を確認する

    ※ ドライブごとにごみ箱を管理したい方は、「ドライブごとに構成する」にチェックを入れ、ドライブごとの設定も行ってください。

  3. 「ごみ箱にファイルを移動しないで、削除と同時にファイルを消す」にチェックが入っていない事を確認する
  4. 必要であれば、「ごみ箱の最大サイズ」のつまみをスライドさせて、適切な割合に設定しておく
  5. 「削除の確認メッセージを表示」をチェックし、「OK」ボタンをクリックして、プロパティウィンドウを閉じる

「ごみ箱」に捨てる、色々な方法

  • アイコンを選択してから[Delete]キーを押す
  • アイコンを右クリックしてメニューから「削除」を選ぶ
  • ファイル/フォルダアイコンを選択して、エクスプローラのツールバーから「削除」ボタンクリックする

「ごみ箱」の中身を確認する

「ごみ箱」は実は一時フォルダであって、ファイルやフォルダを捨てるという事は、データを削除する一歩前の段階です。データを削除して、空き容量を増やすには、「ごみ箱」の中身が、本当に必要でないのかどうかを、再度確認して改めて削除を実行する必要があります。そこで、次の作業で「ごみ箱」の中身を確認して、本当に削除してよいものか判断しましょう。

  1. デスクトップの「ごみ箱」を開いて、今まで「ごみ箱」に捨てたファイルやフォルダがあることを確認する
  2. メニューから、「表示」→「詳細」を選択する
  3. 「名前」・「元の場所」・「削除した日」・「種類」・「サイズ」の列をクリックして、「ごみ箱」内の項目を並び替えて判断の参考にする
  4. 「ごみ箱」内のファイルを開こうとすると、ファイルは開かれずに、プロパティが現れるので判断の参考にする

「ごみ箱」の中身を完全に削除する

「ごみ箱」の中身を確認して、本当に不要だと判断したら、データを「ごみ箱」から削除してハードディスクの空き容量を増やしましょう。「ごみ箱から削除する」事を「完全に削除する」といいます。次の操作で、データを完全に削除してください。

  1. 「ごみ箱」を開いて、完全に削除したい項目を右クリックして、「削除」を選ぶ
  2. 「ごみ箱」内の項目を一括削除したい場合は、メニューから「ファイル」→「ごみ箱を空にする」をクリック

※ デスクトップの「ごみ箱」を右クリックして「ごみ箱を空にする」を選択すると、中身の確認をせずに一括削除できます。

「ごみ箱」の中身を元に戻す

誤って削除するつもりのないファイルやフォルダを「ごみ箱」に捨ててしまった場合には、完全に削除する前に、「ごみ箱」に捨てたファイルを元の場所に戻しましょう。

  • 「ごみ箱」に捨てたのが直前の作業であれば、デスクトップの何も無い所を右クリックして、「元に戻す - 削除」を選ぶ
  • そうでない場合は、「ごみ箱」を開いて、元に戻したい項目を右クリック→「元に戻す」を選択