ショートカットファイルのアイコン左下にある矢印を消す

便利上、必要に迫られて、デスクトップにたくさんのファイルを置いている人もいるでしょう。ですが、置いているファイルの中にショートカットファイルが多く含まれていると、ショートカットアイコンの左下にある小さな矢印マークが目立ち、画面がきたなく見えてしまいます。そんなときは、矢印を消してしまいましょう。

  1. 「スタート」メニュー→「ファイル名を指定して実行」をクリック
  2. 「名前」欄に「regedit」と入力→「OK」をクリックして、レジストリエディタを起動する
  3. 「HKEY_CLASSES_ROOT\Inkfile」キーを開く
  4. 文字列「IsSkortcut」を右クリック→「削除」→確認を促すダイアログがでたら「はい」をクリック
  5. 「HKEY_CLASSES_ROOT\piffile」キーを開く
  6. 文字列「IsSkortcut」を右クリック→「削除」→確認を促すダイアログがでたら「はい」をクリック

※ この操作を行うと、アイコンを見ただけでは、ショートカットファイルかどうかの区別がつかなくなります。プロパティや詳細表示で確認すれば分かりますが、ファイル名や保存場所などで工夫しても良いでしょう。カスタマイズソフト「TWeakUI」では、より安全に作業ができ、矢印を「薄く表示」する事もできます。

ごみ箱の名前を変更する

ファイル名やフォルダ名を変更するように、カンタンに「ごみ箱」の名前は変更できません。

  1. 「スタート」メニュー→「ファイル名を指定して実行」をクリック
  2. 「名前」欄に「regedit」と入力→「OK」をクリックして、レジストリエディタを起動する
  3. 「HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{645FF040-5081-101B-9F08-00AA002F954E}」キーを開く
  4. 「標準」のデータ値を「ごみ箱」から、好きな名前に書き換える
ユーザー登録情報を変更する

Windowsインストール時や、プレインストールモデル(OSがインストール済みのパソコン。インストール作業が不要なため、初期設定の負担が軽減できる。)の初めての起動時に入力したユーザ名や組織名を修正したい場合は、レジストリを編集します。

  1. 「スタート」メニュー→「ファイル名を指定して実行」をクリック
  2. 「名前」欄に「regedit」と入力→「OK」をクリックして、レジストリエディタを起動する
  3. 「HKEY_LOCAL_MACHINE」キーを開く
  4. 「SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion」キーを開く
  5. 組織名は「RegisteredOrganization」を、ユーザ名は「RegisteredOwner」を右クリック→「変更」をクリック
  6. 「値のデータ」欄を修正して完了
アイコンのインフォチップの説明文を変更する

インフォチップとは、アイコンにカーソルを合わせた時に、ポップアップで表示される説明文の事です。例として、マイコンピュータのインフォチップの内容を変更します。

  1. 「スタート」メニュー→「ファイル名を指定して実行」をクリック
  2. 「名前」欄に「regedit」と入力→「OK」をクリックして、レジストリエディタを起動する
  3. 「HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{20D04FE0?3AEA-1069-A2D8-08002B30309D}」キーを開く
  4. 「InfoTip」のデータ値を好きな文章に書き換える

※ 他のアイコンのインフォチップを変更する場合は、

  • コントロールパネル・・・「HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{21EC2020-3AEA-1069-A2DD-08002B30309D}」
  • ごみ箱・・・「HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{645FF040-5081-101B-9F08-00AA002F954E}」
  • その他・・・レジストリエディタのメニューから、「編集」→「検索」を選び「InfoTip」を検索して、ヒットした値を書き換える
アプリケーションの起動時と終了時の「音を鳴らすイベント」を作成する

アプリケーションの中には、「コントロールパネル」の「サウンドとマルチメディアのプロパティ」で音の設定が出来るものがあります。その他のアプリケーションも、レジストリで「音を鳴らすイベント」を追加する事によって、サウンド設定が出来るようになります。ただし、設定の出来ないアプリケーションもあります。

  1. 「スタート」メニュー→「ファイル名を指定して実行」をクリック
  2. 「名前」欄に「regedit」と入力→「OK」をクリックして、レジストリエディタを起動する
  3. 「HKEY_CURRENT_USER\AppEvents\Shemes\Apps」キーを開く
  4. メニューから、「編集」→「新規」→「キー」を選択
  5. キー名をサウンドを鳴らすアプリケーション名に変更(アプリケーションファイル名から拡張子「.exe」を除いた名前)
  6. そのキーの下に、「Open」と「Close」というキーを作成してレジストリエディタを閉じる
  7. 「スタート」メニュー→「設定」→「コントロールパネル」→「サウンドとマルチメディア」を開く
  8. 追加された「音を鳴らすイベント」を選択し、起動音と終了音の設定をする

※ ここにある他のキーを削除すると、アプリケーションの音の設定が消せます。ですが、キーを削除するより、「サウンドとマルチメディアのプロパティ」でサウンド名を「(なし)」にする事をオススメします。

フォルダウィンドウ枠(ツールバーなど)に画像を貼り付けて、スキン風にする

フォルダウィンドウ枠(ボタンがあるツールバーなど)の背景を好きな画像にする事ができます。フォルダを開くと、フォルダウィンドウ枠の背景に、画像が壁紙のように並べて表示されます。背景画像として使えるのは拡張子「.BMP」のビットマップファイルのみです。

  1. 「スタート」メニュー→「ファイル名を指定して実行」をクリック
  2. 「名前」欄に「regedit」と入力→「OK」をクリックして、レジストリエディタを起動する
  3. 「HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\InternetExplorer\Toolbar」キーを開く
  4. メニューから「編集」→「新規作成」→「文字列」をクリック
  5. 文字列名を、「BackBitmap」に変更
  6. 文字列「BackBitmap」を右クリック→「変更」をクリック
  7. 「値のデータ」欄に、表示したいビットマップ画像のフルパスを指定

※ 元に戻す時は、作成した文字列「BackBitmap」を削除すればOKです。

IE(Internet Explorer)右上に位置するロゴアニメーションを、好きなものに変更する

ブラウザ(ホームページ閲覧ソフト)右上にあるロゴは、データ送受信中にアニメーションしています。このロゴアニメーションを好きなものに変更します。

●準備

1コマのサイズが26x26ドットと38x38ドットの、アニメーション画像を2種類用意します。画像は、各フレームを縦にならべたビットマップファイルです。フレーム数は何フレームでもOKですが、5フレームを超えるフレーム数では、アニメーションの繰り返しは、5フレーム目からになります。

  1. 「スタート」メニュー→「ファイル名を指定して実行」をクリック
  2. 「名前」欄に「regedit」と入力→「OK」をクリックして、レジストリエディタを起動する
  3. 「HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Internet Explorer\Toolbar」キーを開く
  4. メニューから「編集」→「新規」→「文字列」で、新規文字列を2つ作成する
  5. それぞれ、文字列名を「BrandBitmap」と「smBrandBitmap」に変更
  6. 文字列を右クリック→「変更」をクリック
  7. 「値のデータ」欄に、ビットマップファイル名をフルパスで指定する

※ 「BrandBitmap」は38x38ドット、「smBrandBitmap」は26X26ドットのファイル名を指定します。

※ フルパス・・・ファイルを絶対参照した時のアドレス。例えば、「マイドキュメント」フォルダ内の「My Pictures」フォルダに「IE_logo」というビットマップファイルを用意した場合、そのフルパス指定は、「C:\My Documents\My Pictures\IE_logo.bmp」となります。

ボタンを「押す」という操作を、「引く」という操作にする

通常、ボタンをクリックするとボタンが押されます。ですが、ボタンの影の効果を逆にする事で、引かれているようにできます。

  1. 「スタート」メニュー→「ファイル名を指定して実行」をクリック
  2. 「名前」欄に「regedit」と入力→「OK」をクリックして、レジストリエディタを起動する
  3. 「HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\desktop」キーを開く
  4. 「ButtonDkShadow」と「ButtonHilight」、「ButtonLight」の値をそれぞれ入れ替える

    ※ 値を適当に指定すると、好きな色で影を付けることができます。

    ※ これらの値が存在しない場合は「新規」メニューで新しい値を作成してください