エクスプローラを開くと、初期位置は通常起動ドライブのルート(C:\)やマイコンピュータになっています。この時、よく使用するフォルダ(マイドキュメントやDドライブなど)を指定しておく事で、利便性が高まります。
例として、Windowsフォルダを初期フォルダ位置に指定する場合は、
コマンドラインに「explorer /root,C:\windows」と入力し、「次へ」をクリックします
(上記コマンドそのままコピー(範囲選択してCtrl+C)してペースト(Ctrl+V)すると簡単です)
これには、主に以下の2つの対策があります。
■新規にウィンドウが開かないように設定する
お使いのWindowsのバージョンによっては、[1]の後、
この設定で、別ウィンドウで開きたい場合には、[Shift]キーを押しながらフォルダをクリックしてください。
■一度に複数のウィンドウを閉じる方法
[Shift]を押しながら一番下のフォルダを閉じることで、それまで、開いてきた上位の階層を全て閉じる事ができます。また、ウィンドウを閉じないで最小化する場合には、[Win]キー+[D]で「最小化」と「元のサイズに戻す」を繰り返す事ができます。
拡張子が「.BMP」のビットマップファイルはレジストリの値を変更する事で、縮小表示する事が出来ます。画像内容が、アイコンで表示されるので、画像整理に役立ちます。
「標準」の値を「%1」に変更し、パソコンを再起動して完了
※ 初期設定では、「標準」の値にアイコンの名前が指定されています。また、フルパスでビットマップ画像を指定すれば、その画像がアイコンとなります。
ファイルには、拡張子ごとにアプリケーションが関連付けられているので、ファイルを実行すると関連付けられたアプリケーションで開こうとします。そのため、あるファイルを別のアプリケーションで開こうとするためには、関連付けを変更するか、あらかじめ開きたいアプリケーションを起動しておき、それからファイルを開く必要があります。そのような時は、右クリックのポップアップメニューにアプリケーションへのショートカットを登録する事で、すばやくファイルを通常のアプリケーション以外で開く事ができます。この方法は2つ以上のアプリケーションを使い分ける時に重宝します。
※ アクション名を「ファイル名(&アルファベット)」にすると、任意のアルファベットをショートカットキーに設定できます。
※ アクションを選択して「規定値に設定」をクリックすると、そのアクションはメニューの一番上部に太字で表示されます。
※ アクション名を「open」とすると、メニューでは「開く(O)」と表示されます。
■ファイルを右クリックしたときに出るアクションを削除・変更したい場合
上記の[2]で削除したい拡張子を選択して「詳細設定」をクリックし、削除・変更したいアクションを選んで「編集」をクリックします。
関連付けされていないファイルを開こうとすると、「ファイルを開くアプリケーションの選択」ダイアログが表示されて、毎回起動アプリケーションを選ぶはめになります。しかも、ファイルの種類が多い場合は、ダイアログが表示されるまでの時間が長くて困ります。関連付けの設定を変更してもいいですが、関連付けされていない多くのファイルを、特定のアプリケーションで起動したい場合や、とりあえず特定のアプリケーションで起動したい場合、そして、ダイアログオープン時間をなくしたい場合などは、以下の作業で関連付けされていないファイルを、特定のアプリケーソンで起動するようにしましょう。
右クリックで出てくる「新規作成」メニューに、よく作成するアプリケーションファイルを登録しておく事で、素早く作業を進めることができます。
■「新規作成」メニューに項目を追加
■テンプレートを「新規作成」メニューに追加したい場合
★あらかじめ、「C:\Windows\ShellNew」フォルダ内に、テンプレートファイルを作成しておきます。
※ 「ShellNew」フォルダは隠しファイルですので、あらかじめ隠しファイルが見えるようにして置いてください。
■不要な項目を削除
右クリックで出てくる「新規作成」メニューでは、テンプレートを使用してファイルを作成する事が出来ます。このテンプレートは自分で作る事が出来ます。
●準備
「C:\Windows\ShellNew」フォルダ内に、テンプレートファイルを作成する
※ 「ShellNew」フォルダは隠しファイルですので、あらかじめ隠しファイルが見えるようにしておいてください。
様々なアプリケーションを使っていると「新規作成」メニューが増え過ぎる事が有る。あまり作らないものがメニューに入っていても邪魔なだけなので不要なものは削除しておく。
※ 例:「新規作成」メニューから、「WAV オーディオ」を消したい場合は、「HKEY_CLASSES_ROOT\.wav」の中の「ShellNew」のキーを削除します。
アイコンを右クリックすると「送る」というメニューが出てきます。このメニューによく使うアプリケーションやフォルダやドライブのショートカットを登録しておけば、ファイルの実行や、コピー・移動などの操作が素早く行えます。
※ 「SendTo」フォルダは隠しファイルですので、あらかじめ隠しファイルが見えるようにして置いてください。
「送る」メニューはファイル名順に並んでいることを利用して、項目名の先頭に番号を付け、好きな順に並べ替えます。(下の画像を参照)
※ 初期設定で入っている「マイドキュメント」は、名前を変更する事ができませんので、「My Documetns」フォルダのショートカットと置き換えます。
「送る」メニューに「送るに追加」を追加します。(下の画像を参照)
※ 「SendTo」フォルダは隠しファイルですので、あらかじめ隠しファイルが見えるようにしておいてください。