「アプリケーションの追加と削除」に残っている、既に削除したアプリケーションの名前をなくす

アンインストーラ(不要なアプリケーションを削除するウィザード)が付属しているアプリケーションはアンインストーラを使用して、アプリケーションを削除し、付属していないアプリケーションはフォルダごと削除します。ですが、手動でアプリケーションを削除してしまうと、「アプリケーションの追加と削除」に、既に削除したはずのアプリケーションの名前が残っている場合があります。このままでも特に支障はありませんが、削除したアプリケーション名が残っていると、混乱しますので、なくしてしまいましょう。

  1. 「スタート」メニュー→「ファイル名を指定して実行」をクリック
  2. 「名前」欄に「regedit」と入力→「OK」をクリックして、レジストリエディタを起動する
  3. 「HKEY_LOCAL_MACHINE」キーを開く
  4. 「SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall」キーを開く
  5. 消したいアプリケーション名のキーを右クリック→「削除」を選択
  6. 確認を促すダイアログに「はい」をクリックして完了

※ この他の方法として、Windows付属のTWeakUIを使えば、同様に名前が消せます。ただ、これらの方法よりも、消したいアプリケーションを再インストールして、「アプリケーションの追加と削除」から削除したほうが、関連ファイルもキレイに削除され、かつ、安全なので、こちらをオススメします。

特定の拡張子だけ常に表示するようにする

拡張子を表示しない設定にしていても、あるファイルの種類の拡張子だけを表示するようにする事が出来ます。

  1. 「スタート」メニュー→「ファイル名を指定して実行」をクリック
  2. 「名前」欄に「regedit」と入力→「OK」をクリックして、レジストリエディタを起動する
  3. 「HKEY_CLASSES_ROOTHKEY_CLASSES_ROOT」キーを開く
  4. 表示したい拡張子のキーを選択し、その中にある「標準」を右クリック→「変更」をクリック
  5. 「値のデータ」欄に入力されている文字列を範囲選択して右クリック→「コピー」する
  6. メニューから、「編集」→「検索」をクリック
  7. 「検索する値」欄を右クリック→「貼り付け」をクリック
  8. 「検索対象」で、「キー」以外のチェックを外し、「完全に一致するものだけを検索」をチェック
  9. 「次を検索」をクリックし、キーが見つかったら、メニューから「編集」→「新規」→「文字列」をクリック
  10. 文字列名を「AleaysShowExt」に変更して、完了

※ 例:「.bmp」拡張子を表示したい場合、「Paint.Picture」キーに「AleaysShowExt」文字列を作成します。

文字入力カーソルの点滅速度を変更する

テキストエディタやDOS窓、WordやExcelなどのアプリケーションで、入力位置を示しているカーソルの点滅間隔を変更できます。「コントロールパネル」→「キーボード」でも設定できますが、レジストリの編集では、より広い範囲の数値を設定できるため、超高速~超低速などのカーソルが作成できます。

文字入力カーソルの点滅速度をミリ秒単位で指定します。

  1. 「スタート」メニュー→「ファイル名を指定して実行」をクリック
  2. 「名前」欄に「regedit」と入力→「OK」をクリックして、レジストリエディタを起動する
  3. 「HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\desktop」キーを開く
  4. 文字列「CursolBlinkRate」を右クリック→「変更」をクリック
  5. 「値のデータ」欄に、ミリ秒単位で数値を指定

    ※ 値が小さいと点滅は速く、大きいと遅くなります。値を「0」にしても、点滅が超高速になりだけで、点滅しなくなる事はありません。

ダブルクリックとみなされる適用範囲を変更する

ダブルクリックの1回目と2回目のクリックの間で、マウスがある範囲以上動いてしまうと、ダブルクリックと認識されません。どうしてもマウスが動いてしまう人は、レジストリの編集で適用範囲を変更する事が出来ます。

  1. 「スタート」メニュー→「ファイル名を指定して実行」をクリック
  2. 「名前」欄に「regedit」と入力→「OK」をクリックして、レジストリエディタを起動する
  3. 「HKEY_CURRENT_USER\ControlPanel\desktop」キーを開く
  4. 文字列「DoubleClickHeight」を右クリック→「変更」をクリック
  5. 「値のデータ」欄に、マウスの縦方向の移動範囲をピクセル単位の数値で指定
  6. 文字列「DoubleClickWidth」を右クリック→「変更」をクリック
  7. 「値のデータ」欄に、マウスの横方向の移動範囲をピクセル単位の数値で指定

    ※ あまり大きな数値を指定すると、かえって操作性が悪くなるので、1~10くらいを目安にするといいでしょう。

Internet Explorer の標準検索エンジンを MSN から Google に変更したい

Internet Explorer の標準状態(デフォルト)では、アドレスバーからの検索や、「検索」ボタンの機能などにMSNが設定されています。普段使用している検索サイトがGoogleの人は、Googleをデフォルトにする事で、格段に便利になるでしょう。

●Googleをホームページにする

ブラウザ起動後に表示される、一番最初のページをホームページと言います。デフォルトでは、MSNとなっていますが、これをGoogleに変更しましょう。

  1. メニューから、「ツール」→「インターネットオプション」をクリック
  2. 「全般」タブ→「ホームページ」欄に、「http://www.google.co.jp/」と入力
  3. 「OK」をクリックして完了

●Googleをデフォルトの検索エンジンにする

「検索」ボタンクリック時に表示される「検索ボックス」、アドレスバーから直接検索したときの検索エンジンなど、幾つかの機能のデフォルトをGoogleにします。

  1. 「スタート」→「ファイル名を指定して実行」をクリック
  2. 「名前」欄に「regedit」と入力→「OK」をクリックして、レジストリエディタを起動する
  3. 「HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Internet Explorer\Main」キーを開く
  4. 「Search Page」の値を「http://www.google.co.jp」に変更する
  5. 「Search Bar」の値を「http://www.google.co.jp/ie」に変更する
  6. 「HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Internet Explorer\SearchUrl」キーを開く
  7. 「(規定)」の値を「http://www.google.co.jp/keyword/%s」に変更する
  8. 「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Internet Explorer\Search」キーを開く
  9. 「SearchAssistant」の値を「http://www.google.co.jp/ie」に変更する

※ [5]と[9]で「http://www.google.co.jp/ie_rsearch.html」と指定すると、検索結果が検索ウィンドウではなく、メインウィンドウに表示されるようになります。

●Googleツールバーをブラウザにインストールする

  1. Googleツールバーのインストールページ」を開く
  2. 「Googleツールバーをダウンロード!」ボタンをクリック
  3. OSを「Windows NT/2000/XP」と「Windows 95/98/ME」から選択
  4. 「使用許諾契約の諸条件に同意します。 - Googleツールバーのインストール」をクリック
  5. 「拡張機能付きでインストール」をクリック

    ※ プライバシーを危惧する場合は、「拡張機能なしでインストール」をクリック。ただし、幾つかの機能は使えなくなります。拡張機能付きでインストールしても、後で拡張機能なしに変更できます。

※ Googleツールバー:ブラウザから簡単に検索ができる機能です。インストールは簡単で、無料で使えます。ツールバーには、Google検索・サイト検索・キーワード検索・ハイライト・PageRank・などの様々な機能があります。カスタマイズで、「I'm Feeling Lucky」、Google ウェブディレクトリ、および Google Web サイトを直接表示するボタンなども作れます。

Internet Explorer の「検索」ボタンをクリックした時に好きな検索サイトを表示する

Internet Explorer の「検索」ボタンをクリックした時に、標準で表示されるサイトはMSN内にある特定ページとなっています。この表示される画面を、任意のページに変更することができます。

  1. 「スタート」メニュー→「ファイル名を指定して実行」をクリック
  2. 「名前」欄に「regedit」と入力→「OK」をクリックして、レジストリエディタを起動する
  3. 「HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Internet Explorer\Main」キーを開く
  4. 「Search Bar」の値を、初期値「http://home.microsoft.com/search/search.asp」から、好きなURLを指定します。

    ※ 例:「http://www.google.co.jp/ie」と指定するとGoogleが表示されます。

    ※ 必ずしも検索サイトである必要は無く、ローカルのHDDにあるファイルを指定することもできます。

URLを省略して入力できるようにする

主なブラウザでは、アドレスバーに入力したURLに、自動的に「http://」や「www」などの文字を付加してくれます。さらに、最近のブラウザでは、入力されたURLが見つからなかった場合、そのワードで検索してくれます。ですが、検索されないバージョンのInternet Explorer の場合、入力した文字に、自動的に「www.***.com」や「www.***.net」などの文字を付加してくれます。この時、追加される文字は、外国のドメインが標準になっていますので、日常的によく使われる「co.jp」などの、日本のドメインに変更しましょう。

  1. 「スタート」メニュー→「ファイル名を指定して実行」をクリック
  2. 「名前」欄に「regedit」と入力→「OK」をクリックして、レジストリエディタを起動する
  3. 「HKEY_LOCAL_MACHINE」キーを開く
  4. 「SOFTWARE\Microsoft\InternetExplorer\Main\UrlTemplate」キーを開く
  5. 文字列「1」を右クリック→「変更」をクリック
  6. 「値のデータ」欄を「www.%s.co.jp」と変更
  7. 続いて「2」以降を変えれば、サイトが見つからなかった場合の次の候補となる。

※ 参考:候補の設定例

候補 1 2 3 4
ドメイン www.%s.co.jp www.%s.com www.%s.ne.jp www.%s.or.jp

※ その他:頻繁に訪問するサイトに使われている場合の候補

  • www.%s.net
  • www.%s.ac.jp
  • www.%s.jp
  • www.%s.ad.jp
LAN上の他のマシンとパソコンの時間を合わせたい

ネットワーク上に多数のマシンの間で共同作業を行う場合、それぞれのパソコンの時間(システムクロック)を同期させる事は、非常に重要な場合があります。例えば、更新日順でのソートや、ファイルの新旧の判断などです。さらには、お互いのパソコン同士で、時間がある範囲内で一致していないと正しく動作しない事もあります。Windowsネットワークにおいて、お互いの時間を同期させるには、主に次の2つの方法があります。

  1. 「net time」コマンド・・・主にLAN内でのみ利用可能。Windows 9x/Me/NTなどの比較的古いOSでも可能だが、同期させる相手がWindows系である必要がある。
  2. NTP(SNTP)プロトコル・・・インターネットで広く使われているクロック同期用のプロトコル。Windowsに限らず、様々なシステムで利用可能。SNTPは時刻同期機能に限定したプロトコル。NTPサービスを使うためには、時刻の基準となるNTPサーバが必要。

Windows 9x/Me/NTの環境ではNTPプロトコルを直接扱うことができないのでnet timeコマンドを使うのが一般的です。コマンドプロンプトで「net time \\timeserver /set /yes」を実行させ、ローカルマシンのシステムクロックを、timeserver(適切なアクセス権を持つ9x/NT/2k/XPマシン)の時刻情報と同期させます。この作業をタスクスケジューラなどで1日に1回程度実行すれば、常にほぼ正確な時刻を維持することができます。この方法は、すべてのWindowsクライアント(9x/Me/NT/2k/XP)で利用することができます。

SCSI機器の電源を付け忘れた時に、いちいち再起動は面倒です。

ノートパソコンならSCSIのPCカードを使うために、Windowsを起動した後にでも機器の付け外しができますが、デスクトップでは再起動が必要です。ですが、ホットプラグの場合再起動しなくても機器を認識させる事ができます。

  1. SCSI機器を接続し、既にドライバがインストールされている
  2. 電源を入れる
  3. 「マイコンピュータ」を右クリックし、「プロパティ」をクリック
  4. 「システムのプロパティ」ウィンドウが開くので、「デバイスマネージャ」タブをクリック
  5. 「更新」ボタンをクリック

以上で接続されてるSCSI機器がすべて認識されて使えるようになります。接続を外してから更新ボタンをクリックすると機器を切断する事ができます。この方法は640MバイトMO問題の対処法にもなります。

マイドキュメントにある[My eBooks]という名前のフォルダは何?

Adobe ReaderでeBookをダウンロードした際に、その保存先となるのがマイドキュメントにある[My eBooks]フォルダです。

My Pictures/My Music/My Videosなどといった、Windowsにはじめからある標準のフォルダではなく、Adobe Reader v6.xのインストールによって作成される、Adobe Reader専用のフォルダです。

Adobe ReaderでeBookをダウンロードしない人にとって、[My eBooks]フォルダは不要ですので、たいていの人が、[My eBooks]フォルダを削除したことがあると思います。ですが、Adobe Readerの起動によって、eBookに関するAdobeプラグインが読み込まれると、削除したはずの[My eBooks]フォルダが、勝手に復元されてしまいます。

削除した[My eBooks]フォルダが勝手に復元されないようにするにはAdobe Readerを起動するたびに、[My eBooks]フォルダが勝手に復元されないようにするを参照してください。

Adobe Reader 6 を起動するたびに [My eBooks] フォルダが勝手に復元されないようにする

削除した[My eBooks]フォルダを、Adobe Readerを起動するたびに復元されないようにするには以下の操作を行います。(Adobe ReaderをC:\Program Filesにインストールしたとします)

  1. [C:\Program Files\Adobe\Acrobat 6.0\Reader]フォルダを開く
  2. フォルダを新規作成し適当な名前をつける (ここでは、[no_need]とする)
  3. [plug_ins]フォルダを開き、eBook.apiとeBook.JPNを[2]で作成した[no_need]フォルダに移動する

この設定により、eBooksに関するツールバーやメニュー項目がなくなります。また、Adobe Reader起動時に、eBookに関するAdobeプラグインが読み込まれなくなるため、若干ですが、Adobe Readerの高速起動にもつながります。移動したファイルを[plug_ins]フォルダに戻すと、元の設定に戻ります。

※ eBook:PDF形式などをベースとした電子書籍。簡単に言うと、パソコンで読める本のこと。