Windows の視覚効果を無効にする

視覚効果を無効にするとパソコンを高速化することができます。

  1. デスクトップの何もないところを右クリック→「プロパティ」→「効果」タブをクリック
  2. 「視覚効果」欄の中から、すべてのチェックを外す

    ※ デスクトップにあるアイコンを規定のものから変更している場合は、「デスクトップ」欄の「既定のアイコン」をクリックして、標準に戻す。

  3. 「OK」をクリックして完了
Windows 98 でアイコンを多色表示にしたら動作が遅くなった?

アイコン表示に必要な色数が増えれば、その分必要なメモリ容量が増え、表示処理に余計な時間がかかってしまういます。見栄えを気にしないのであれば、アイコンは通常表示に戻しましょう。

  1. デスクトップの何もないところで右クリック→「プロパティ」を選択
  2. 「効果」タブで、「すべての色を使ってアイコンを表示する」のチェックをはずせばOKです

  3. さらに、他の画面効果もチェックをはずし、壁紙を非表示にすれば、さらに画面操作の反応が向上するでしょう。
Windows 98 にしたらメニューの表示がもたもたするようになった

Windows 98 以降、メニューの表示を初心者にもより直感的でわかりやすくとの配慮から、アニメーションを多用したメニュー表示が標準設定になっています。設定を解除するには、

  1. 「コントロールパネル」→「画面」の「効果」タブをクリック
  2. 「視覚効果」欄の「ウィンドウ、メニュー、および一覧をアニメーション化する」のチェックをはずす
  3. 「OK」をクリック
Windows 95 でもアニメーションされるのですか?

Windows 95でも設定によっては、ウィンドウの最大化・最小化時などにアニメーションする事があります。これらのアニメーションを止めることで体感速度が向上します。

  1. 「スタート」→「ファイル名を指定して実行」をクリック
  2. 「regedit」と入力して「OK」をクリックし、レジストリエディタを起動

    ※ 詳しくは、「レジストリエディタを起動するには?」を参照してください。

  3. 「HKEY_CURRENT_USER」→「Control panel」→「Desktop」に移動
  4. メニューから「編集」→「新規作成」→「文字列」を選び、「string of letters」と入力
  5. 「MenuShowDelay」をダブルクリックし、値を「0」に変更
  6. レジストリエディタを終了し、Windowsを再起動
「主な使用目的」を「ネットワークサーバー」に変えてパフォーマンス向上

この方法を使えば、ちょっとだけWindowsの動作スピードをあげることができます。ただしメモリは32MB、できれば64MB以上が必要です。高速ではないCPUを積んでいる場合は、特に効果が期待できます。

  1. 「マイコンピュータ」を右クリック→「プロパティ」をクリックしして、「システムのプロパティ」を開く
  2. 「パフォーマンス」タブを開き、詳細設定欄の「ファイルシステム」ボタンをクリック

  3. 「ハードディスク」タブの設定覧で「コンピュータの主な使用目的」を「ネットワークサーバー」に変更

  4. 開いてるウィンドウを閉じて、Windowsを再起動すれば終了
仮想メモリを2台目のハードディスクに変えてパフォーマンス向上

ハードディスクが二台ある人は、仮想メモリを二台目のほうに変えると速度が上がります。ただし、ひとつのドライブをパーティションで区切って、複数のドライブがあるように見立てて使っている場合は効果がないので注意が必要です。

  1. 「マイコンピュータ」を右クリックして、「プロパティ」をクリック
  2. すると、「システムプロパティ」ウィンドウが開くので、「パフォーマンス」タブをクリック
  3. 詳細設定欄の「仮想メモリ」ボタンをクリック

  4. 「自分で設定する」を指定し、ハードディスクの項目をWindowsがインストールされていないドライブに設定

  5. 最後に再起動すれば終了です
アプリケーションの起動時間が、最初の頃より長くなったのですが?

おそらく、ディスクの断片化が原因。まず、ディスクのエラーがないか確認して、それから、デフラグを実行し、ディスク上のデータの配置を順番通りにしましょう。ファイルの読み書きの速度がアップします。

  1. 実行中のアプリケーションをすべて終了する

    ※ Windows起動直後に行う、または、スキャンディスク/デフラグ用フリーウェアの使用がオススメです。

  2. 「スタート」メニュー→「プログラム」→「システムツール」→「スキャンディスク」を選択
  3. 「ローカルディスク」を選択、「標準」をチェックする
  4. 「エラーを自動的に修復」をチェックして、「開始」をクリック

    ※ ローカルディスクが複数ある場合は、すべてスキャンしてください。

  5. 「スタート」メニュー→「プログラム」→「システムツール」→「デフラグ」を選択
  6. 「すべてのハードディスク」を選択して「OK」をクリック

    ※ 数時間かかりますので、時間に余裕があるときに行いましょう。

すっきり!! デフラグ・・・ソフトが動作していない最適な状態に再起動して、デフラグとスキャンディスクを実行する

メモリを増やしてもリソース不足が解消されません。簡単にリソースを増やせない?

基本的に常駐ソフトを減らすこと以外にはありませんが、あえて言うなら、640KBのコンベンショナルメモリをできるだけ空けることです。具体的には、OSのインストールされているドライブのルートディレクトリ(ほとんどがC\)にあるconfig.sysをメモ帳で開いて、EMM386.exe以下の行頭に「REM_」(REMと半角スペース)を入れて保存します。しかし、この作業はベテランが行う危険なものですので、初心者は決してやるべきではありません。つまり、リソースは簡単には増やせないということです。

ごみ箱の確認メッセージをいちいちクリックするのが面倒。表示されないようできませんか?

ファイルを削除すると、「ファイルの削除の確認」ダイアログが表示され、「’***(ファイル名)’をごみ箱に移してもよろしいですか?」というメッセージが表示されます。この確認ダイアログが不要な場合、以下の作業で確認メッセージを表示せずに、ごみ箱にファイルを移すことができます。

  1. 「ごみ箱」を右クリック→プロパティをクリックし、ごみ箱のプロパティを開く
  2. 「削除の確認メッセージを表示」のチェックを外す

レジストリをダイエット(再構築)する

レジストリとはWindowsやWindowsで使われてるアプリケーションの設定を保存しておくデータベースの事で、Windowsディレクトリ(NT/2000ではWINNTディレクトリ)にある「user.dat」と「system.dat」が本体です。例えば起動時に、前に設定した壁紙が表示されたり、WordやExcelなどのアプリケーションを起動した時に、前回終了した時と同じウィンドウサイズや位置で起動されるのも、このレジストリに設定が保存されているからです。そのためレジストリ、つまり「user.dat」と「system.dat」はアプリケーションをインストールすればするほど大きくなっていきます。アプリケーションによってはアンインストールしてもレジストリのデータが消えないまま残っている場合もあります。(仕様により残している事もあります。)「user.dat」と「system.dat」はWindowsの起動時に読み込まれますので、その読み込むデータが大きければ当然起動にも時間がかかってしまいます。そのような時は、レジストリの状況チェックと最適化をする事で、レジストリのデータを再構築する事ができます。

  1. 「スタート」→「ファイル名を指定して実行」をクリック
  2. 「scanreg /fix /opt」と入力して「OK」をクリック
  3. 再起動して、終了
デフラグを活用する

ファイルの削除やコピーなどを繰り返し行うと、ハードディスク中のファイルが断片化されディスクの読み込みに時間がかかるようになり、パソコンの動作が遅くなってきます。そのような場合、Windowsに標準で付属されている「デフラグ」というツールを使うことによってディスクを最適化することができます。

  1. 「スタート」メニュー→「プログラム」→「アクセサリ」→「システムツール」→「デフラグ」を選択し起動
  2. 「最適化するドライブ」を選択し「OK」をクリックすれば、デフラグが始まります。

この際、ハードディスクの容量が大きいほど時間がかかりますので、時間のある時に行うようにしましょう。また、最適化中に他の作業をしてしまうと、ハードディスクの内容が変更されてしまい、初めからやり直しになってしまうので注意してください。ついでですが、「タスク」に追加することでパソコンを使っていない時に自動的にデフラグを実行させる事もできます。

常駐ソフトを解除する

タスクトレイには多くの常駐アイコンが起動されている場合があります。これらはかなりのリソースを消費し、パソコンの動作スピードを遅くしています。これらの常駐を解除し、タスクトレイから常駐アイコンを減らし、随時必要なときに起動するようにしましょう。

参考リンク
スタートアップを無効化する

Windows はシステムを起動する時に、あらかじめ指定されているプログラムや、「スタートアップ」フォルダに登録されたプログラムを自動起動します。これらの中にはリソースを消費するものがあるので、常駐させる必要の無いものは以下の作業で起動しないように設定し、随時必要なときに起動するようにしましょう。

なお、この作業を行なう前にタスクトレイのアイコンの常駐解除を行なった方が、作業は楽になります。

参考リンク