- 画面の表示色数と解像度がCPUに負荷をかけるって本当ですか?
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本当です。画面の表示色数が多いとCPUの負荷は大きくなります。
「True Color (32ビット)」(1677万色表示)は画像などを扱う専門職でない限り、ほとんど必要ないでしょう。また解像度が大きい時も同じような事がいえます。
解像度は、見た目には画面の表示領域が変更されますので、使い勝手に大きく依存しますが、一度試してみるといいでしょう。
変更するには、
- デスクトップの何もないところを右クリック→「プロパティ」を選択
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「設定」タブの「色」欄から「High Color (16ビット)」を選択
※ 「256色」を設定すると、更にパフォーマンスがアップします。
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「画面の領域」欄のつまみをスライドさせて、任意のピクセルを指定
※ 目安としては、「800x600 ピクセル」や「1024x728 ピクセル」、「1152x864 ピクセル」などでしょう。
- 「OK」をクリック
- フォルダに背景を指定して以来、エクスプローラの動きが悪くなったような気がします。関係ありますか?
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関係あります。フォルダ内の壁紙を設定すると、処理が増えてパソコンに負担がかかりますので、特に必要ないなら使わないようにしましょう。
- 以前のバージョンのデスクトップのほうが、使いやすくて早い気がするのですが・・・。
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その場合もあります。Windowsでは、バージョン上がるたびに、デスクトップの表示できる項目や、操作できる項目が増えて、操作がより便利になっています。
ですが、その結果として、より多いメモリやリソースが必要となってます。起動時間が短いとうたっているOSでも、パソコンが高性能でないとその恩恵を享受できないこともあります。
以前のバージョンのほうが、操作しやすいと感じているのなら、パソコンの高速化の面から見ても、以前のスタイルに戻したほうがいいでしょう。
以前のスタイルに戻す、具体的な操作方法は、「簡単かつ効果的な推奨設定」を参照してください。
- いちいち「最新の情報に更新」をするのが面倒くさいのですが・・・。
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新規ファイルなどをフォルダの中にコピーしたり新しいフォルダをつくった時に、「最新の情報に更新」を実行しないと、ファイルがなかなか表示されない場合があります。このような時は、レジストリの編集でフォルダ内を瞬時にリフレッシュさせることができます。
- 「スタート」→「ファイル名を指定して実行」をクリック
- 「regedit」と入力して「OK」をクリックし、レジストリエディタを起動
- 「HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CureentControlSet\Control\Update」に移動
- 「UPDATEMODE」をダブルクリックし、値を「00」から「01」に変更
- レジストリエディタを終了し、Windowsを再起動
- スタートメニューでフォルダを選択すると、ワンテンポ遅れて中身が表示されるのが気になってしまいます
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スタートメニューのフォルダはワンテンポ遅れて表示されるように設定されています。この時間を短く設定しましょう。
- 「スタート」→「ファイル名を指定して実行」をクリック
- 「regedit」と入力して「OK」をクリックし、レジストリエディタを起動
- 「HKEY_CURRENT_USER\Control panel\Desktop」に移動
- メニューから「編集」→「新規作成」→「文字列」を選び、「MenuShowDelay」と入力
- 「MenuShowDelay」をダブルクリックし、値を「1」に変更
- レジストリエディタを終了し、Windowsを再起動