Windows Tips - 高速化 - Windows 2000/XP

  1. パソコン起動時に表示される、Windows XP のロゴ画面を省略したい
  2. Windows 2000/XP起動時に、自動ログオンしたい
  3. Windows XP 起動時のパスワード入力を省略すると、共有やスクリーンセーバにパスワードがかけられない!
  4. Windows 2000 起動時の、パスワード入力を省略したい
  5. Windows 2000 起動時の、ブートメニューでの待ち時間30秒を、短く設定する
  6. Windows XP にアップグレードしたら、以前より画面表示が遅くなった気がする
  7. 常に表示されているタスクバーの設定を変えて、負担を減らす
  8. Windows XP の新しいインタフェースが使いにくいので、以前のスタイルにしたい
  9. Windows 2000/XPのシャットダウンにかかる時間を、短くする
  10. Windows XP の起動時に、読み込まれるファイルを並べ替えて、高速起動する
  11. たまにしか使わない周辺機器は、一時的に無効にしてメモリを節約
  12. Windows Messengerを自動起動、常駐させたくない
  13. インデックスをつけて、ファイルやフォルダの検索を高速化する
  14. デスクトップの右下隅に表示されるバルーンヒントを表示したくない
  15. Windows XP の、デスクトップにあるアイコン名の影をなくして、負担を減らす
  16. ドラッグ中にウィンドウの内容を表示しない設定にして、負担を減らす
  17. Windows XP でCD-ROMを入れると、勝手に自動起動されてパソコンの動作が遅くなる
  18. アプリケーション異常終了のたびに表示される、エラー報告画面を閉じるのは面倒
  19. WindowsをXPにアップグレードしたらファイル検索が使いづらくなった。元に戻せない?
  20. 頻繁に使うアプリケーションを、常にスタートメニューに表示させておくには?
  21. 起動・スタンバイ・休止状態のプロセス監視ツールMicrosoft Bootvisでパソコンの起動を最適化する
パソコン起動時に表示される、Windows XP のロゴ画面を省略したい

XPでは、起動時に「Windows XP」のロゴ画面が表示されます。このロゴ表示を省略すれば、起動時間が短縮できます。

  1. 「スタート」メニュー→「コントロールパネル」をクリックして、「システム」を開く

    ※ 設定によっては、「スタート」メニュー→「設定」→「コントロールパネル」をクリック。または、「マイコンピュータ」を右クリック→「プロパティ」をクリック。

  2. 「詳細設定」タブ→「起動と回復」欄の「設定」をクリック
  3. 「起動システム」欄の「編集」をクリック

    ※ 「boot.ini」ファイルがメモ帳で開かれます。

  4. 「~Windows XP~」と書かれた行があるので、その行の最後に「 /noguiboot」を追記
  5. 「boot.ini」ファイルを上書き保存して、終了する
Windows 2000/XP起動時に、自動ログオンしたい

2000/XPの標準では、複数のユーザでパソコンを利用するように設定されています。ログオンの手間が不要な場合、次の操作で自動ログオンするようにできます。

●Windows XP

  1. 「スタート」メニュー→「コントロールパネル」をクリックして、「ユーザーアカウント」を開く

    ※ 設定によっては、「スタート」メニュー→「設定」→「コントロールパネル」をクリック

  2. 自分のアカウントをクリックし、「パスワードを変更する」をクリック
  3. 「現在のパスワードの入力」欄に、今のパスワードを入力して、「パスワードの変更」をクリック

    ※ 「新しいパスワードの入力」欄、「新しいパスワードの入力確認」欄は空白のままにしておきます。

  4. 「ユーザー アカウント」ウィンドウを閉じる

●Windows 2000

  1. 「スタート」メニュー→「設定」→「コントロールパネル」をクリックして、「ユーザーとパスワード」を開く
  2. 自分のユーザー アカウントを選択して、「プロパティ」をクリック
  3. 「グループメンバーシップ」タブをクリックして、権限を設定

    ※ すべての操作ができるようにする場合は、「Administrators」を選択する

  4. 「このコンピュータを使うには、ユーザー名とパスワードを入力する必要があります(E)」のチェックを外す
Windows XP 起動時のパスワード入力を省略すると、共有やスクリーンセーバにパスワードがかけられない!

自分のアカウントにパスワードを指定しないと、共有設定時やスクリーンセーバによるパスワードロックができなくなります。すると、どんな場合でも、誰からもアクセスができる状態となり、少々都合が悪い人もいるでしょう。そこで、自分のパスワードを削除することなく、XP起動時のパスワード入力が省略できる設定にしましょう

  1. 「スタート」メニュー→「ファイル名を指定して実行」をクリック
  2. 「名前」欄に「control userpasswords2」と入力し、「OK」をクリックして、「ユーザーアカウント」を起動する
  3. 「ユーザーがこのコンピュータを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要」のチェックを外し、「OK」をクリック
  4. 「自動ログオン」ウィンドウが表示されるので、「ユーザー名」と「パスワード」を指定して、「OK」をクリック

    ※ デフォルトのユーザー名は「Administrator」となっていますが、必ず自分のアカウントのユーザー名を指定してください。

※ この設定で、画面にパスワードロックをかける場合、ログオフして「ようこそ」画面を表示させると、ログオン時にパスワード入力が要求されます。

Windows 2000 起動時の、パスワード入力を省略したい

複数のユーザでパソコンを使用していない場合、複数のデスクトップ環境を利用する必要のない場合、パソコンを起動するたびに要求される、パスワード入力を省略する設定にしましょう。

  1. 「スタート」メニュー→「コントロールパネル」をクリックして、「ネットワーク」を開く

    ※ 設定によっては、「スタート」メニュー→「設定」→「コントロールパネル」をクリック。または、「マイネットワーク」を右クリック→「プロパティ」をクリック。

  2. 「優先的にログオンするネットワーク(L)」欄から、「Windows ログオン」を選択
  3. 「OK」をクリックする

    ※ 再起動を促されたら、「いいえ」をクリックします

  4. 再び、コントロールパネルを開き、「パスワード」を開く
  5. 「パスワードの変更」タブ→「Windowsパスワードの変更(W)」をクリック
  6. 「古いパスワード(O)」欄に今のパスワードを入力し、「OK」をクリック

    ※ 「新しいパスワード(N)」欄は空白のままにしておきます。「Windowsパスワードが変更されました。」と表示されたら、「OK」をクリックします。

  7. 「ユーザー別の設定」タブ→「このコンピュータでは、すべてのユーザーが同じ基本設定とデスクトップ設定を使う(U)」がチェックされていることを確認
  8. 「閉じる」をクリックして、Windowsを再起動する
Windows 2000 起動時の、ブートメニューでの待ち時間30秒を、短く設定する

2000の標準設定では、起動時にWindows 2000 とMS-DOS(Windows 98)の起動選択メニュー(ブートメニュー)が表示されます。このブートメニューでは、どちらかをユーザが選択して「Enter」キーを押すか、何も入力しないで30秒間経過し、自動的に2000を選択することになります。ですが、ほとんど2000しか使用しないユーザにとっては、30秒間という待ち時間は長いかもしれません。そこで、いちいち「Enter」キーを押さなくても、早く起動するように、待ち時間を短く設定しましょう。

  1. 「スタート」メニュー→「コントロールパネル」をクリックして、「システム」を開く

    ※ 設定によっては、「スタート」メニュー→「設定」→「コントロールパネル」をクリック。または、「マイコンピュータ」を右クリック→「プロパティ」をクリック

  2. 「詳細」タブ→「起動/回復」をクリック
  3. 「起動システム」欄にある「オペレーティング システムの一覧を表示する」欄の秒数を短く設定する。

    ※ ブートメニューが必要ない場合は、「オペレーティング システムの一覧を表示する」のチェックを外す

Windows XP にアップグレードしたら、以前より画面表示が遅くなった気がする

PentiumII以前のプロセッサや、数年前のグラフィックチップを搭載しているパソコンでは、XPにアップグレードすると、かえって画面表示がもたつくことがあります。これは、XPでは、多くの視覚効果が標準設定となっているためです。XPでは、非常にきれいなデザインが採用されていますが、デザインよりパフォーマンスを重視する場合は、次の項目の設定を変更しましょう。

●Windows XP をパフォーマンス優先で動作させる

  1. 「スタート」メニュー→「コントロールパネル」をクリックして、「システム」を開く

    ※ 設定によっては、「スタート」メニュー→「設定」→「コントロールパネル」をクリック。または、「マイコンピュータ」を右クリック→「プロパティ」をクリック。

  2. 「詳細設定」タブ→「パフォーマンス」欄の「設定」をクリック
  3. 「視覚効果」タブ→「パフォーマンスを優先する」をチェック
  4. 「OK」→「OK」をクリック

これで、デザインよりスピードを優先した設定でWindowsを動作させることができます。

●デスクトップテーマを、従来のWindows Me/2000に似たスタイルにする

  1. デスクトップの右クリック→「プロパティ」をクリック
  2. 「テーマ」タブ→「テーマ」欄から「Windows クラシック」を選択
  3. 「設定」タブ→「画面の色」欄から「中 (16ビット)」を選択
  4. 「OK」をクリック

    ※ 再起動を求められたら、再起動してください。

常に表示されているタスクバーの設定を変えて、負担を減らす

常に表示されているタスクバーは、常にメモリやCPUを消費しています。そこで、少しでも負担を減らすため、次の設定を変更しましょう。

  1. タスクバーを右クリック→「プロパティ」をクリック
  2. 「タスク バー」タブにある「タスクバーを固定する」以外のチェックを、すべて外して「OK」をクリック
Windows XP の新しいインタフェースが使いにくいので、以前のスタイルにしたい

XPでは、「Luna」という新しいインタフェースを採用し、今までのデスクトップのデザインを大幅に変更しました。そのため、以前のWindowsのインタフェースに慣れている人にとっては、かえって使いづらい場合があります。以前のWindowsのスタイルに戻す場合は、次の設定を変更します。

●デスクトップテーマを、従来のWindows Me/2000に似たスタイルにする

  1. デスクトップの右クリック→「プロパティ」をクリック
  2. 「テーマ」タブ→「テーマ」欄から「Windows クラシック」を選択

●スタートメニューを、従来のWindows Me/2000に似たスタイルにする

  1. 「スタート」を右クリック→「プロパティ」をクリック
  2. 「[スタート]メニュー」タブ→「クラシック[スタート]メニュー」をチェック
  3. 「OK」をクリック

※ デスクトップにアイコンが表示されない場合

  1. デスクトップの右クリック→「プロパティ」をクリック
  2. 「デスクトップ」タブ→「デスクトップのカスタマイズ」をクリック
  3. 「全般」タブ→「デスクトップ アイコン」欄から、デスクトップに表示させたいアイコンをチェック
  4. 「OK」→「OK」クリック
Windows 2000/XPのシャットダウンにかかる時間を、短くする

Windows 2000/XPは、すべてのサービスが正常に終了しているかどうかを確認してからシャットダウンします。このとき、応答のないサービスがあると、決められた待ち時間が経過してから、シャットダウンすることになります。そこで、待ち時間を短くすることによって、シャットダウンまでの時間を、短くすることができます。

  1. 「スタート」メニュー→「ファイル名を指定して実行」をクリック
  2. 「名前」欄に「regedit」と入力し、「OK」をクリックして、レジストリエディタを起動する
  3. 「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control」キーを開く
  4. 「WaitToKillServiceTimeout」をダブルクリックして、「値のデータ」欄に任意の数字を指定(単位はミリ秒)

    ※ 目安は「1000」程度です。あまり小さい値を指定すると、パソコン起動時にエラーが発生します。小さすぎない値を指定するか、デフォルトの「20000」に戻しましょう。

Windows XP の起動時に、読み込まれるファイルを並べ替えて、高速起動する

XPには、起動時に読み込まれるシステムファイルを、読み込む順にハードディスクに並べ替え、できるだけ高速に起動しようという機能があります。しかし、XPにアップグレードした場合など、この機能が無効になっていることがありますので、次の操作で、確認してみましょう。

  1. 「スタート」メニュー→「ファイル名を指定して実行」をクリック
  2. 「名前」欄に「regedit」と入力し、「OK」をクリックして、レジストリエディタを起動する
  3. 「HKEY_LOCAL_MACHINE」キーを開く
  4. 「SOFTWARE\Microsoft\Dfrg\BootOptimizeFunction」キーを開く
  5. 「Enable」をダブルクリックして、「値のデータ」欄に「Y」と入力→「OK」をクリック
  6. レジストリエディタを終了し、Windowsを再起動
たまにしか使わない周辺機器は、一時的に無効にしてメモリを節約

周辺機器は、デバイスとして認識されているだけで、メモリを消費しています。これは、周辺機器のドライバが動作しているためです。そこで、あまり使わない周辺機器は、あらかじめ外してからパソコンを起動すれば、メモリが節約できます。ですが、ノートパソコンに内蔵しているモデムやIEEE1394ポートなど、取り外せないデバイスのメモリ消費を抑えるために、次の手順で周辺機器のデバイスを無効にしましょう。

  1. 「スタート」メニュー→「コントロールパネル」をクリックして、「システム」を開く

    ※ 設定によっては、「スタート」メニュー→「設定」→「コントロールパネル」をクリック。または、「マイコンピュータ」を右クリック→「プロパティ」をクリック。

  2. 「ハードウェア」タブ→「デバイス マネージャ」をクリック
  3. 停止させたい周辺機器を右クリック→「無効」をクリック
  4. 「このデバイスを無効にすると機能しなくなります。このデバイスを無効にしますか?」という確認ダイアログが表示されたら、「はい」をクリック

※ 停止した周辺機器には、赤い×マークが表示されます。停止させた周辺機器を使うときは、無効にした周辺機器を右クリックして、「有効」をクリックします。

Windows Messengerを自動起動、常駐させたくない

XPの初期状態では、起動時にWindows Messengerが自動起動し、「閉じる」をクリックしても、終了しないでタスクトレイに格納されます。終了させるには、タスクトレイにあるアイコンを右クリックして「終了」をクリックする必要があります。自動起動を解除して、「閉じる」でソフトを終了できるようにするには、次の設定を変更します。

  1. Windows Messengerを起動して、メニューから、「ツール」→「オプション」をクリック
  2. 「設定」タブ→「Windowsの起動時にこのプログラムを実行する」のチェックを外して、自動起動を解除する
  3. 「常にこのプログラムをバックグラウンドで実行する」のチェックを外して、常駐を解除する
  4. 「OK」をクリックし、Windows Messengerを再起動する
インデックスをつけて、ファイルやフォルダの検索を高速化する

NTFS形式でフォーマットされたドライブの場合、データ内容やプロパティにインデックスを付けて、カタログ化することで、より高速な検索が行えるようにできます。この機能は、標準では無効になっていることがあるので、次の設定を変更して有効にしましょう。インデックスをカタログ化する作業は、パソコンが使われていないときに、自動で行われます。

●インデックスサービスを有効にする

  1. 「スタート」メニュー→「検索」をクリックして、検索結果ウィンドウを表示する

    ※ 設定によっては、「スタート」メニュー→「検索」→「ファイルやフォルダ」をクリック

  2. 左ウィンドウの「検索コンパニオン」バーからし「設定を変更する」をクリック
  3. 「インデックスサービスを使う(ローカル検索を速くする)」をクリック
  4. 「インデックスサービスを有効にしますか?」欄で「はい」をチェックして、「OK」をクリック

●特定のファイルやフォルダにインデックスを付ける

  1. ファイルやフォルダを右クリック→「プロパティ」をクリック
  2. 「属性」欄の「詳細設定」をクリック
  3. 「検索を速くするため、このフォルダにインデックスを付ける」をチェック

    ※ ファイルの場合は、「検索を速くするため、このファイルにインデックスを付ける」をチェックします。

  4. 「OK」→「OK」をクリック

●ドライブ全体にインデックスを付ける

  1. マイコンピュータを開く
  2. インデックスを付けたいドライブを右クリック→「プロパティ」をクリック
  3. 「このディスクにインデックスを付け、ファイル検索を速くする」をチェック
  4. 「OK」をクリック
デスクトップの右下隅に表示されるバルーンヒントを表示したくない

タスクバーの右隅にポップアップされるメッセージを、バルーンヒントといいます。便利ではあるのですが、頻繁に表示されると、邪魔だと感じる場合があります。このバルーンヒントを表示しないようにすれば、いちいちメッセージを閉じたりする手間が減り、若干ですがバルーンヒントを表示するための処理もなくなるため、負担も軽くなるでしょう。

  1. 「スタート」メニュー→「ファイル名を指定して実行」をクリック
  2. 「名前」欄に「regedit」と入力し、「OK」をクリックして、レジストリエディタを起動する
  3. 「HKEY_CURRENT_USER」キーを開く
  4. 「Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advanced」キーを開く
  5. メニューから、「編集」→「新規」→「DWORD値」をクリックし、名前を「EnableBalloonTips」にする
  6. 「EnableBalloonTips」をダブルクリックして、「値のデータ」欄が「0」で、「16進(H)」がチェックしてあることを確認
  7. レジストリエディタを終了し、Windowsをログオフして再びログオンする
Windows XP の、デスクトップにあるアイコン名の影をなくして、負担を減らす

XPでは、デスクトップ上のアイコンの名前に影が付いています。すると、この影を描写するため、負担が若干増えています。そこで、特に必要がなければ、この影を表示しない設定に変更しましょう。

  1. 「スタート」メニュー→「コントロールパネル」をクリックして、「システム」を開く

    ※ 設定によっては、「スタート」メニュー→「設定」→「コントロールパネル」をクリック。または、「マイコンピュータ」を右クリック→「プロパティ」をクリック。

  2. 「詳細設定」タブ→「パフォーマンス」欄の「設定」をクリック
  3. 「視覚効果」タブ→「デスクトップのアイコン名に影を付ける」のチェックを外す
  4. 「OK」→「OK」をクリック
ドラッグ中にウィンドウの内容を表示しない設定にして、負担を減らす

ウィンドウのドラッグ中に、ウィンドウの内容を表示するようにしていると、ウィンドウ内容を描写するために、負荷がかかります。また、ドラッグ中に、ウィンドウの後ろにある画面を参照したいときにも有効です。この設定にすると、ドラッグ中は、ウィンドウの枠のみが表示されるようになります。

●Windows XP

  1. 「スタート」メニュー→「コントロールパネル」をクリックして、「画面」を開く

    ※ 設定によっては、「スタート」メニュー→「設定」→「コントロールパネル」をクリック。または、デスクトップを右クリック→「プロパティ」をクリック。

  2. 「デザイン」タブ→「効果」をクリック→「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」のチェックを外す
  3. 「OK」→「OK」をクリック

●Windows9x/2000/Me

  1. 「スタート」メニュー→「設定」→「コントロールパネル」をクリックして、「システム」を開く

    ※ または、デスクトップを右クリック→「プロパティ」をクリック

  2. 「効果」タブ→「視覚効果」欄の「ウィンドウの内容を表示したままドラッグする」のチェックを外す
  3. 「OK」をクリック
Windows XP でCD-ROMを入れると、勝手に自動起動されてパソコンの動作が遅くなる

次の設定で、自動起動を無効にすることができます。また、一時的に自動起動を無効にしたい場合は、「Shift」キーを押し続けながらCD-ROMを挿入すれば、OKです。

  1. 「スタート」メニュー→「ファイル名を指定して実行」をクリック
  2. 「名前」欄に「gpedit.msc」と入力し、「OK」をクリックして、「グループポリシー」を起動する
  3. 左ウィンドウのツリーから「コンピュータの構成」を選択
  4. 右ウィンドウで、「管理用テンプレート」→「システム」→「自動再生機能をオフにする」をダブルクリック
  5. 「設定」タブ→「有効」をチェック

    ※ 「自動再生機能をオフにする」欄から「CD-ROMドライブ」が選択されていることを確認してください。

  6. 「OK」をクリックして、「グループポリシー」を閉じる
アプリケーション異常終了のたびに表示される、エラー報告画面を閉じるのは面倒

XPでは、アプリケーションがエラーで異常終了したときに、Microsoftへのエラー報告を促します。報告された情報は、問題の解決のために使用されるのですが、エラーのたびに報告画面を表示されるのは、少し迷惑かもしれません。そのつど対処するのが面倒と思うユーザは、以下の手順でエラー報告機能を無効にできます。

  1. 「スタート」メニュー→「コントロールパネル」→「パフォーマンスとメンテナンス」→「システム」を開く

    ※ クラシック表示にしている場合は、「スタート」メニュー→「設定」→「コントロールパネル」→「システム」を開く

  2. 「詳細設定」タブ→「エラー報告」をクリック
  3. 「エラー報告を無効にする」をチェックして、「OK」をクリックする
WindowsをXPにアップグレードしたらファイル検索が使いづらくなった。元に戻せない?

XPの検索画面は、「検索コンパニオン」という新しい形式に変更されています。Windows Me/2000形式の従来の検索画面に戻すには、以下の操作を行います。

  1. 「スタート」メニュー→「ファイル名を指定して実行」をクリック
  2. 「名前」欄に「regedit」と入力し、「OK」をクリックして、「レジストリエディタ」を起動する
  3. 「HKEY_CURRENT_USER」キーを開く
  4. 「Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\CabinetState」キーを開く
  5. メニューから「編集」→「新規作成」→「文字列値」をクリックし、名前を「Use Search Asst」に変更する
  6. 文字列「Use Search Asst」を右クリック→「変更」をクリック
  7. 「値のデータ」欄に「no」と入力し、「OK」をクリック
  8. レジストリエディタを終了し、Windowsを再起動する

    ※ または、ログオンしなおします。

頻繁に使うアプリケーションを、常にスタートメニューに表示させておくには?

XPの標準のスタートメニューでは、頻繁に利用されるプログラムが、スタートメニューに自動的に表示されるようになりました。ところが、常に表示されている「Internet Explorer」や「Outlook Express」などの、「インターネット」や「電子メール」と違い、その下に表示されるプログラムは、利用頻度順に並び替えられてしまいます。そのため、順番が変わってしまったり、表示されなくなってしまったり、結局プログラムを探すことになったりします。決まったアプリケーションを常に表示させたい人は、以下の操作を行います。

  1. 常に表示させたいアプリケーションのショートカットをドラッグする
  2. クリックした指は離さずに、マウスを「スタート」の上に数秒おき、「スタート」メニューを開く
  3. クリックした指は離さずに、「電子メール」の下にある仕切り線より上に、マウスを動かす
  4. マウスポインタが、矢印になる箇所でドロップする(指を離す)

※ 登録したアプリケーションを削除したい場合は、削除したいアプリケーションを右クリック→「この一覧から削除」をクリックします。

起動・スタンバイ・休止状態のプロセス監視ツールMicrosoft Bootvisでパソコンの起動を最適化する

Bootvisでは、XPの起動プロセスや、スタンバイ・休止状態への移行プロセス、スタンバイ・休止状態からの復帰プロセスを監視して、計測した各プロセスの処理時間をグラフ化することができます。

グラフ化された処理時間を分析することで、どのプロセスがどれぐらいの時間を要しているかを視覚的に把握することができます。

さらに、Bootvisでは、起動に必要なファイルをデフラグして、パソコンの起動を最適化することができます。

Bootvisのインストール方法、および、起動の最適化方法は以下のとおりです。

  1. ダウンロードした[BootVis.msi]ファイルを実行し、[Unzip]をクリックして解凍する
  2. 解凍したフォルダを開き、フォルダ内にある[BootVis.exe]を実行する
  3. メニューから[Trace]→[Optimize System]をクリック→再起動後に、自動で最適化される

■ 「BootVis」の入手方法

現在、Microsoftの公式ページではBootVisの配布は停止されていますが、「Bootvis Download」などを検索キーにして、海外サイトを検索することで、Bootvisがダウンロード可能なサイトを、いくつか見つけることができます。

「検索結果の海外サイトは、ダウンロードするまでの手順が分かりにくい」という人は、ページを開くだけでBootvisのダウンロードが始まる以下のリンク先をご利用ください。

DLリンク:BootVis 1.3.37.0 Free Download

※ Microsoftの公式ページでは、Bootvisの配布が停止されていることを前提にご利用ください。

※ 以下のリンク先では、Hyper-Threading Technologyを有効にしたPentium 4ベースのパソコンで、[Performance trace]データが壊れる、または、なくなる現象が報告されています。

関連リンク:Performance trace data from the BootVis.exe tool is corrupted or missing